デジタルデータと我々は、いまや切り離せない関係に。しかし、誰でも容易にコピーができるからこそ、さまざまな分野で重宝されるなか、アートとしての資産価値はこれまで高くなかったのが事実です。
しかし、改ざんが極めて困難となるブロックチェーンを利用してアートとしての価値を高めることに挑んだのが、NFTアート「LOM BABY」だったんです。
そもそも、「LOM BABY」とは愛をテーマに「妊婦の形状をしたアート作品」から「赤ちゃんの形状をしたアート作品」が40週という時間を経て「アートからアートが誕生する」社会実験型のアートプロジェクトのことを指します。
今回は、「LOM BABY」シリーズの最新作「MERCURY」を発表する大規模個展が12月16日(土)東京・恵比寿にあるLIQUIDROOMにて開催されるとのこと。
この日のために制作された5m級の立体作品の展示や、最新技術により開発されたアートトレカの展示と販売が行われます。
〈モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)〉などのクリエイティブを手掛け、日本トップレベルのクリエイターやエンジニアからなる集団「Transeeds Inc.」が、構想期間2年を費やしたどり着いた、デジタルデータを生命体化するという試み。
まだ誰もみたことのないアート体験ができる、一夜限りの催しとなっています。ぜひ、足を運んでみてください。