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渋谷の中心に位置する”トンネル”のようなショップとは。生まれ変わったフライターグ ストア トウキョウ シブヤの魅力に迫ります。

スイス・チューリッヒ発のバッグメーカー〈フライターグ(FREITAG)〉のアジア2号店となる「フライターグ ストア トウキョウ シブヤ(FREITAG STORE TOKYO SHIBUYA)」が、装い新たにリニューアルオープンを迎えます。

世界30ヶ所にあるブランドの旗艦店のなかでもとりわけ多くの来店者で賑わっていましたが、生まれ変わった同店舗ではキャットストリートと明治通りを自由に行き来することができるトンネルをイメージして設計されているのだそう。

気になる内装はというと、機能性や耐久性を重視して無駄を削ぎ落とした開放的な空間が広がり、その一角にはここ日本でのバッグ修理を一手に担うガラス張りのステーションを完備。

これはユーザーのニーズに対応するための十分なスペースが確保されているだけでなく、〈フライターグ〉のユニークな製品をより多くの人に知ってもらうための趣向が凝らされているのがわかります。

また、今回のリニューアルはこれまで国内の店舗プロジェクトすべてに参加してきた「トラフ建築設計事務所」と共同で実施されていて、倉庫を彷彿させる店内の床に敷き詰められた頑丈なパネルは、80%リサイクルされたPVC材料でできており、100%リサイクル可能なんだとか。

将来的に再利用可能な素材を使用している面からも、環境に配慮したサスティナブルなモノづくりを追求する同ブランドらしさが垣間見えて、非常に好印象です。

そして、ディスプレイに採用されている棚をよく見てみると、すべてにキャスターが取り付けられています。

この独自に開発されたモジュール式システムは”互換性を考慮したデザイン”というコンセプトを具現化したもので、店舗で行われるイベントや新しいニーズにも対応できるよう、移動することが可能に。

ほかにもバッグと同様に使い古されたトラックの幌を使用した椅子や、〈フライターグ〉の本社でも用いられる蛍光灯を設置するなど、細部にまでこだわりが詰まった仕上がりとなっているので、渋谷に用事のある方は、ぜひとも立ち寄ってみてください。

最後になりましたが、同店舗のリニューアルを祝したポップアップが3月22日(金)から3月25日(日)までの3日間に渡って開催。

デザインスタジオでありDIYデザイン集団でもある「GELCHOP(ゲルチョップ)」とタッグを組み、リニューアルの際に入れ替えられた照明や什器をアップサイクルした作品の展示・販売が実施されるとのことなので、こちらもあわせて要チェックです。

INFORMATION

FREITAG STORE TOKYO SHIBUYA

オープン日:3月22日(金)
住所:東京都渋谷区神宮前6-19-18 コマツローリエビル 1F
時間:11:00〜20:00
オフィシャルサイト

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