サブカル好きの琴線に触れるサンプリングの妙。イラストレーターdokkoiの個展がギャラリー月極で絶賛開催中です。

イラストレーターdokkoiさんの二度目となる個展「Dokkoi Dokko DOKKOI SHOW（どっこいどっこいどっこいしょ）」が、目黒の「ギャラリー月極」で開催中です。

dokkoiさんの絵の魅力といえば、その愛らしいタッチにあります。誤解を恐れず例えるなら、”描くことを楽しんでいる子供の絵のよう”とでもいいますか。上手い下手といった尺度では測れないピュアな情熱がそこにはあります。

そんな絵を眺めていると、不思議と童心に帰って朗らかな気持ちになるんですよね。

dokkoi / 2018年よりイラストレーターとして活動をスタート。その後2020年にスイスのINNEN BOOKSからZINE『Unfinished Sympathy』をリリース。 国内外のアーティストとも親交があり、オーストラリア発の〈PAM〉、ロンドン拠点の〈Aries〉、韓国の〈thisisneverthat〉といった海外のファッションブランドや、国内のブランド及びセレクトショップにもグラフィックを提供するなどファッションシーンでも精力的に活動している。最近ではロックバンド「くるり」のイベントビジュアルを描き下ろし提供して話題に。

ギャラリーにはキャンバスに描いた6点を含む、100点以上の作品が展示されます。絵のモチーフとなるのは、かの映画のワンシーンや音楽ネタなどなど、サブカルチャー好きの琴線に響くものばかり。この手のノリ、きっとフイナム読者も好きな方多いのではないでしょうか。

dokkoiさんならはの視点で捉えた、サンプリングの妙にも注目です。

展示作品のほかに、Tシャツやキャップ、キーホルダーといったマーチャンダイズも豊富に揃えているので、お土産狙いで行くのもアリです。

会期は4月28日（日）までです。様々なブランドやアーティストから引っ張りだこのdokkoiさんの現在地を、ぜひその目で。会期中の多くの時間は、ご本人も在廊しているそうですよ！