坂口恭平の次なる企み。駒沢のSkoolと共同で、ブランドを立ち上げました。名前は「WATER」。

坂口恭平さんの活動を見ていると、肩書きという言葉がばからしく思えてきます。あるときは文章を綴り、あるときは音楽を奏で、あるときは「いのっち電話」で人々の話を聞き、その活動領域の幅は日々広がっています。

そんな坂口さんのここ最近の興味の矛先は、パステル画。「熊本市現代美術館」で開催したパステル絵画の大展覧会は大変な反響でした。

そしてまたも新たな企みが。このたび坂口さんと駒沢のショップ「Skool」が手を組みブランドを立ち上げました。その名も「WATER」。光を投影する彼のパステル画にちなんだブランド名で、坂口さん本人が名付けました。

以下にてまずはルックをご覧ください。

オリジナルの生地づくりから始めたという今回の企画。全部で4種あり、彼の故郷・熊本県河内のみかんのパステル画を配した総柄プリントと、山梨県にある「渡邊織物」が開発した綿×キュプラとシルク×キュプラのオリジナルチェック2種、そして同じく「渡邊織物」の緯糸和紙を用いた生地で、野兎とどんぐりが配された総柄プリント。

これら4種の生地をもとに、それぞれシャツ、ショーツ、スカート、バッグ、ハットなど、10型のアイテムを完成させました。「Skool」とも付き合いがある「the Wall」の真壁さんが裁断から縫製までを丸縫いで仕上げたそう。そして襟付きのシャツは〈マービンポンティアックシャツメイカーズ（Marvine Pontiak Shirt Makers）〉によるもの。

発売は坂口さんの誕生日である4月13日（土）より、「Skool」の店頭およびオンラインにて。

坂口恭平さんの現在地を確かめつつ、この服に袖を通して春の陽気を感じてみてください。詳細はインフォメーションにて。