悠久のときを感じさせる襤褸（ボロ）に刺し子。クオンのものづくりが一堂に介したポップアップが開催中です。

日本古来の伝統的な素材や技法をモダンに生まれ変わらせ、なおかつそのうえでサスティナブルなものづくりを続けている〈クオン（KUON）〉。

アートとしても扱われることもある襤褸（BORO）や、東北地方の伝統技術である刺し子を取り入れたクリエイションには、日本のみならず世界中の好事家から熱い視線が注がれています。

この度、「伊勢丹 新宿店 メンズ館」にて〈クオン〉の多面的なものづくりが一堂に会したポップアップストアが開催されています。

今回の目玉として、〈スイコック（SUICOKE）〉の全面協力のもとに実現したという、ブランドの代表モデルに刺し子を施したシューズが14足限定で発売になります。

当然ながら全て一点ものです。

¥72,600～¥97,900

これらの刺し子を手掛けたのが、東日本大震災の復興支援として2011年に発足したプロジェクト「サシコギャルズ（SASHIKO GALS）」です。

この欄で語るには（WEBですが）紙幅が足りないので、この刺し子に惹かれた方は、こちらの記事を見てみてください。

また、150年前の襤褸を忠実に再現した、〈クオン〉といえばのデニムジャケットを24年秋冬コレクションより先出しで展開しています。

¥198,000

さらに、胸に古布と刺し子を施したTシャツが本イベントの開催を記念して制作されています。

襤褸や刺し子は実物をみていただくと、物に宿るそのチカラに圧倒されるはずです。一週間弱と短い期間ですが、ぜひ足を運んでみてください。