肌身離さず持ち歩くもの。忘れるとソワソワするもの。なくなる度に買い直すもの。〈リンクオリジナルメーカーズ(LINC ORIGINAL MAKERS)〉が目指すのは、そんな日常に欠かせない必需品をつくること。
2016年にリップバームから始まったこのブランドは、いまではヘアバームやディフューザー、ルームフレグランスにボディグリームなどを幅広くラインナップ。そのどれもが、パッケージデザイン、最新のスキンケア理論に基づいた成分、Made in Japanにこだわり、性別・年齢を超えて支持されています。
そんな〈リンクオリジナルメーカーズ〉の次なるステップは、関西への進出。去る6月16日に大阪・北堀江に旗艦店をオープンしました。
オフィスビルやカフェが立ち並び、スローな空気が流れる北堀江。新しいヘッドショップ「リンクオリジナルメーカーズ 堀江店」はその角地にひっそりと佇みます。
堀江といえば、セレクトショップや古着屋が集まる南堀江を思い浮かべがちですが、あえてここを選んだのは、ついでに行く場所ではなく、“わざわざ行く場所”になりたいという想いから。
店舗面積は約8坪の1フロア。決して広いとは言えない空間ですが、それは逆に、訪れたひとりひとりが手厚い接客を受けられることを意味します。
〈リンクオリジナルメーカーズ〉のパッケージは、“100年前の架空の製薬会社”がコンセプト。そのデザインと調和する空間には、深いブラウンのウッドラックが鎮座し、レトロな趣が充満します。一方で、壁や什器は粗いモルタル塗りで仕上げたり、床にはグリーンがアクセントになったタイルを敷いたりと、モダンな要素もプラス。
また、自然光を取り込む大きな2面の窓や天高の設計によって、重厚感と開放感を同時に感じられるのもこのお店ならでは。既存店とは一味違う内装に仕上がりました。
お店の中を見渡すと、いたるところで目につく曲線。これは、〈リンクオリジナルメーカーズ〉がブランド名に冠した「多くの人を繋げる(Link)ことにチャレンジ(Challenge)する」というメッセージを、“円”という形で暗に表現したものです。
さらに照明には、1940年代にイタリアで誕生した〈スティルノボ〉が採用されています。こうして羅列するだけでも、内装への並々ならぬこだわりを感じてもらえるはずです。
そしてここからは、「リンクオリジナルメーカーズ 堀江店」の中から、この夏、フイナム読者におすすめしたい3つのアイテムをご紹介。
まずブランドのアイコンである香水からは、オープンに際して新たに仲間入りしたオードパルファム「No.924」をピックアップ。これまでルームミストやディフーザーとして展開され、香水としての発売を希望する声が多かったという品番が、ついに登場しました。
気になる香りは、フリージア、スズラン、ヒノキをベースに、森林浴を思わせる仕上がり。真夏でもくどくなく、爽やかな気分で1日を過ごせること請け合いです。
オリジナルのガラス瓶は“LOM”をエンボスであしらった新しいデザインに。また、キャップは無垢の真鍮を削り出してつくった特注品。使い込むほどに色合いが変化し、愛着が増していくはず。
より気軽に〈リンクオリジナルメーカーズ〉の香りを楽しみたい方には、インセンスペーパーがおすすめ。焚かずとも香りが広がるので、例えばシャツの胸ポケットに入れたり、車に置いたり、手帳に挟んだりと、使い方はさまざま。手のひらに収まるガラスボトルが付属し、好きな香りをどこにでも持ち運べるのも魅力です。
1日の疲れを労わるバスタイム。そんなときにお気に入りの香りがあれば、よりリラックスした時間を過ごせます。
このボディウォッシュは、低刺激で優しい泡が汚れを浮かせ、肌に負担をかけず洗い上げることを可能に。ほどよく香りが持続するので、香りものが苦手という方にもおすすめ。
シャンプーにこだわっているひとは多いと思いますが、汗をかくこれからの季節はボディウォッシュにも目を向けてはいかがでしょうか。
上質なプロダクトと、それをじっくりと堪能できるこだわりの空間。東京の店舗に足を運んだことがある方でも、「LINC ORIGINAL MAKERS 堀江店」なら新しい購買体験が味わえるはずです。
Photo_Kai Naito
リンクオリジナルメーカーズ
住所:大阪府大阪市西区北堀江1-10-2 クレストギザ1F
時間:11:00〜19:00(不定休)
電話:03-5431-3775
オフィシャルサイト
Instagram:@linc_original_makers