暦の上ではもう春ですが、近頃は最強寒波なんて言葉もよく聞こえてきます。そう、まだまだ冬は終わらないってこと。
冬を楽しみつくしたいひとは、福島県は耶麻郡(やまぐん)にある「磐梯山温泉ホテル by 星野リゾート」に泊まって、目の前のスキー場「星野リゾート ネコマ マウンテン」でスノースポーツを楽しむなんていうのもありです。
磐梯山の麓にある「磐梯山温泉ホテル by 星野リゾート」の特徴はなんといっても、会津の文化を大事にしているということ。磐梯山から湧き出る温泉、会津エリア内に31蔵もあるという蔵元の種類豊かな地酒、赤べこに民謡…。これらの風土から生まれた文化を存分に味わえるのです。
それは食事も同じ。ビュッフェスタイルで、打ち立ての蕎麦や会津の郷土料理「こづゆ」、そして味噌や麹などの会津の発酵文化を生かした料理なども味わえます。泊まれる部屋は全部で9種類。モダンな部屋からメゾネット、スイートルームに「ゴロゴロルーム」というのもあり、「星野リゾート」らしい愛犬を連れていける部屋だってあります。
地域的に新緑も紅葉も捨てがたいですが、スノーシーズンのいまも、この季節にしか味わえない魅力が詰まっているのです。
そのひとつがホテルから徒歩0分で出られる、国内最⼤級のビッグゲレンデ「星野リゾート ネコマ マウンテン」。以前は、アルツ磐梯(現 南エリア)と猫魔スキー場(現 北エリア)の2つに別れていましたが、いまでは13基のリフトと33コースを有するひとつのスキー場となり、猫魔ヶ岳の南北を5月までの長期間、存分に楽しませてくれます。
前述の通りコースは豊富で、初⼼者向けのスノーエスカレーターから中級者向けのロングコース、圧雪バーンに急斜⾯の⾮圧雪コース、世界⼤会を⼿掛けてきたスタッフが造成する⾼レベルのパークだってあります。今年からは、高速クワッドリフト「フレンドリーキャットエクスプレス」を新設したので、スノースポーツデビューに最適な約1㎞の緩やかなコースも誕生しました。
スノースポーツはもちろんですが、この冬はさらにいつもとは違った試みも。
ゲレンデに雪でつくられる「雪ん中酒場」は、雪で冷やした半シャーベット状態のみぞれ酒に冷凍桃を入れた冷酒や、いりこやスルメなどの炙った干物を入れた熱燗、雪室で熟成された「雪中貯蔵酒」など、いままで以上にパワーアップ。
そして、90年代のレトロなスノーウエアを着用して滑れたり、レトロな品々が揃った部屋でのナイトパーティーをしたりできる「90’s レトロ★スキー旅」というプランなども揃っています。
そうそう、冬季は16時チェックイン、14時チェックアウトなので、最大で22時間も滞在可能です。その時間的余裕を活かして、裏磐梯エリアでこの土地だからこそ生まれるさらさらの粉雪“ミクロファインスノー”に触れてみたり、ワカサギ釣りなんかもやってみてください。