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【FOCUS IT.】食べて、滑って、ととのって。リゾナーレトマムが最高だった!

冬のリゾートと聞けば、多くの人がきっと「ニセコ」を思い浮かべる。国際的なにぎわいと物価の高さで注目を集めてるけど、そことは異なる魅力を放つデスティネーションが、北海道のほぼ中央にある「リゾナーレトマム」。広大なゲレンデにはパウパウの雪、贅沢な客室にはプライベートサウナと展望ジェットバス。ほかにも施設内には、ショップ、レストラン、アクティビティもたくさんあって、施設というよりも“ひとつの町”のよう。そんな場所に、編集部&フレンズが行ってきた!

Text_Keisuke Kimura
Edit_Shuhei Wakiyama


北海道の雪はやっぱり別格。転ぶのも怖くない。

「星野リゾート」が運営する「リゾナーレトマム」は、北海道の中心部、占冠村に位置する大規模なマウンテンリゾート。2棟のタワー型ホテルを中心に、スキー場やレストラン、温浴施設などが集約されています。

冬だけでなく、年間を通じて楽しめる複合リゾートとして北海道では知られた存在。新千歳空港からは特急電車で約1時間40分、札幌からは車で約2時間ほどの場所にあります。

チェックインを済ませたら、さっそくホテルから直でゲレンデへ。冬は安定した降雪量と良質なパウダースノーに恵まれ、雪はいつだってフカフカ。本州のスキー場しか行ったことない人はきっと驚くはず。ガリガリしている場所がないから、初心者であっても本当に滑りやすい。

ゲレンデには初級から上級まで全29のコースがあって、リフトは6つで、総距離は21.5km。急斜面に緩斜面、コブがあったり、ソリ(スノーカート)もできるコースがあったりと、初心者から上級者まで楽しめるコース設計です。

ここに来るとき、ギア類はレンタルがおすすめ。なぜなら、いままで「サロモン・アトミックステーション」のみだったけれど、今年の頭から〈ヴェクターグライド(VECTOR GLIDE)〉のデモセンターがオープンしたから。あの〈ヴェクターグライド〉の板がレンタルできることになったんです。

パウダー向けの最速なモデルや操作性に優れたモデル、競技用まで揃っていて、2時間からレンタルできて、途中で乗り換えも可能です。実際に板を購入すると、キャッシュバックされるというのもうれしいところ。

せっかくなので試したところ、スピードがぐんぐん乗る。借りたものは、一般的な板に比べて大きくて太かったので慣れてないと少し怖いかもしれないけれど、抜群の安定性で乗っていて楽しいのなんの。絶対に試した方がいいです。

休憩中にはカレーを食べたのだけど、本格的でこの味をスキー中に食べられるのはうれしい。滑ってそのまま入れる飲食店通りのある日本初のスキーインスキーアウトヴィレッジ「ホタルストリート」まで足を伸ばすのも手だし、さくっと食べるのもありです。

そうそう、この雪景色を見て、思わず初めてのスキーに挑戦したひともいたっけ。みんなでものすごく楽しんだのだけれども、冒頭でも伝えたように、「リゾナーレトマム」にはいろんな施設があるから、なにもスキーをすることがマストというわけでもない。ゲレンデに出ずとも楽しめる場所がたくさんあって、現にリピーターの人たちの中には、2泊3日の滞在で、一回もゲレンデにでない人も平気でいるらしい。

食べたいと思っていたものが全部ある。

ここは北海道なわけだし、しかも運営は「星野リゾート」。となれば、ご飯に関してはもう、非の打ち所なしです。

食事ができるところはひとつじゃなく、ビュッフェあり、ラーメンやジンギスカン屋あり、普通の居酒屋あり。イタリアンもあったりします。そのなかでも、ぼくらが毎回お邪魔したレストランは、ビュッフェスタイルで北海道食材を楽しめる森のレストラン「ニニヌプリ」です。

ガラス張りで天井が高く、雪を見ながらの食事は気分をあげてくれるし、特に夜は異国情緒もある感じ。「リゾナーレトマム」の顔となるダイニングで、北海道といえばの海鮮はもちろん、牛肉の鉄板焼きから野菜までメニューはいろいろ。

リゾートの循環型農業プロジェクト「ファーム星野」で乳牛も育てていて、そのミルクからつくったチーズをたっぷり載せて釡焼きにしたピザなんて超美味。同じミルクからつくられたソフトクリームも、超濃厚でメルティで、それでいて後味すっきり。その秘密は、牛乳本来のうまみを楽しめるように、低温殺菌とノンホモジナイズ製法を採用しているからなんだって。

ちなみに朝ごはんもビュッフェで提供しているのだけど、おかずの種類が多く、全部試したいからって、ついついご飯3杯くらいおかわりしちゃった。一杯目は名物の海宝丼、二杯目は脂ののった焼き魚、三杯目はカレーとかだったかな。もちろん、フレンチトーストも忘れずに。

特に夕食に関しては、「ビュッフェじゃなくだらだら酒を飲みながら」っていう人もいるだろうし「疲れているからサクッと」という人もいるでしょう。そんな人たちのためのレストランも施設内には点在しているから、ご安心を。とびきりハイエンドなレストランもね!

どんな人も受け入れてくれる、充実した施設とコンテンツ。

「リゾナーレトマム」は客室も抜群にいい。全室スイートルームでしっかりと広くて、各部屋に展望ジェットバスとサウナがある。しかも、しっかりカラカラに熱くなるサウナで、スキー場で冷えた体と足先も一瞬であたためてくれる。こんなぬくぬくの環境があることで、雪の上でも強気になれるというもんです。

ほかにも、夜にしかオープンしない「アイスヴィレッジ」なるものがあって、氷でできた空間のなかで食事をしたりお酒を飲んだり、アイススケートも買い物もできます。ライトアップもとても綺麗で、ホテルからバスで移動しなきゃいけないけれど、一見の価値あり。凍る手前のキンキンのラーメンが名物です。

滞在は2泊3日だったのだけど、この日数じゃ全然足りない。お世辞抜きで、一週間いたって飽きないくらいに「リゾナーレトマム」はやりたいことも、見たい景色も、食べたいものも尽きない。

それに大人数で行けば、スキーをやりたい人もいれば、スキーは嫌だけど雪で遊びたい人もいる、暖炉を見て読書したい人もいるだろうし、客室から出たくない人もいる。そうしたリクエストにすべて応えられる器があるのも「リゾナーレトマム」のすごさでした。

言い忘れていたけど、今回の写真はすべて、iPhone16 Pro Max by編集部でした。

INFORMATION

リゾナーレトマム

オフィシャルサイト
電話: 0167-58-1111 (9:30〜19:00)
住所:北海道勇払郡占冠村中トマム

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