〈ホカ(HOKA)〉を代表するロードランニングシューズ「クリフトン」。高いクッション性や軽さが特徴のこのモデルは、ランニング初心者からエリートランナーまで幅広い層から支持されてきました。そんな「クリフトン」の最新作「クリフトン 10」が2025年4月1日より発売となります。
HOKA CLIFTON 10 ¥19,800
シリーズ10代目となる今作は、つま先からかかとまで全面的にアップデートが施されています。もっとも大きなポイントは、ソールの厚みが増したこと。
ソールの厚みを示すスタックハイトは、メンズモデルの場合、ヒール42ミリ/フォアフット34ミリ。これは〈ホカ〉のマックスクッションモデルの最新作「ボンダイ 9(ヒール43ミリ/フォアフット38ミリ)」に迫る厚さです。前後の高低差を示すドロップは8ミリで、前作から3ミリ高くなり、より強い推進力をランナーに提供します。
アッパーには包み込むような履き心地のジャカードメッシュを採用。デザインを一新し、足の主要部分にボリュームをもたせることで、フィット感を向上しています。
アウトソールには前作と同様、優れたトラクション性能を発揮するDurabrasion Rubberを採用。パターンを見直し、摩耗の激しい部分に配置することで、耐久性を高めています。
トップアスリートも太鼓判を押す履き心地。
発売に先駆けて行われたメディア向け発表会では、HOKAアスリートの鎧坂哲哉選手、三浦裕一選手、第一生命グループ女子陸上競技部の増渕祐香選手が登壇し、「クリフトン 10」の魅力について語るトークセッションが実施されました。インタビュアーはHOKAアンバサダーの柏原竜二さん。
左から、柏原竜二さん、鎧坂哲哉選手、増渕祐香選手、三浦裕一選手
鎧坂選手は、「クッション性が向上しているのはもちろん、フィット感も格段に良くなっている。特にかかとと前足部のフィット感が増していて、安定感があるのが特徴」とコメント。
増渕選手は、「クッション性がさらに良くなり、より疲れにくいシューズになったと感じた。推進力が増したことでスピードも出しやすく、長距離を快適に走れるのがうれしい」と、その走り心地を高く評価。
トレイルを主戦場とする三浦選手は、「自分はロード練習用として使っているが、トレイル用のシューズと併用することで、トレーニングの幅が広がる。また、普段履きとして使えるのもこのシューズの魅力」と汎用性の高さを指摘しました。
陸上やトレイルランの第一線で活躍するアスリートにとっても、「クリフトン 10」は日々のトレーニングを支える大事な一足になっているようです。
メンズ10色、ウィメンズ9色の豊富なカラー展開。
豊富なカラーバリエーションも「クリフトン 10」の魅力。メンズ10色、ウィメンズ9色が展開されます。
CLIFTON 10 Men’s ¥19,800
CLIFTON 10 Women’s ¥19,800
キーカラーのブルー系を選ぶのも良し、爽やかなペールトーンで足元を春らしくまとめるのも良し。また、普段履きとして使いやすいシックなモノトーンも捨てがたいところです。好みやシーンにあわせて、お気に入りの一足を見つけてみてください。
Text_Issey Enomoto