Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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The second half
2010.12.31
早いもので今年もあと数分(笑)!
思い起こせば2月3日からこのブログをスタートさせて頂いた訳ですが、先日のサーバーメンテナンスを除いては皆勤賞と人生初の快挙を成し遂げる事ができましたのも、ひとえに皆様のおかげだと思っています。
いやぁ、それにしても今年は良く映画を観ました。
その数なんと232本!
そして今日は7月1日から今日までの下半期で観た123本の中から、個人的な「下半期ベスト10」を選んでみたいと思います。まぁかなり独断と偏見に基づいたものですが、僕という人間が反映された結果でもあると思います。
それでは発表します。
1) トロン:レガシー
2) ハングオーバー
3) デザート・フラワー
4) 悪人
5) 小さな村の小さなダンサー
6) モンガに散る
7) ハーブ&ドロシー
8) バーレスク
9) マチェーテ
10) ちょんまげぷりん
「トロン」は文句なしの1位。
やれCGだ3DだのDUFT PUNKがどうのだと言う意見も多数聞かれますが、ポイントはそこではなく、あの映像の中にビッグバンから天地創造までの世界観と宗教観、そして人間のエゴと慈悲を詰め込んだのは(あくまでも僕個人の解釈ですが)素晴らしい。音楽のチョイスをああしたことで小難しさを上手く排除したのもだなと感心しました。
2位のハングオーバーに関しては1回ポッキリで集中して見ることをオススメします。のちにDVDで見たのですがセルフネタバレしているため、そこまでではって感じになっちゃいますので(笑)。今年はこれかなぁ...なんて思ったんですが、なんとも粒ぞろいの作品が後半にも出揃った気がします。
3位は今年一番最後に観た作品ですが、凄かったですね。テーマそのものは重いのですが実話故に物語がしっかりしているので薄っぺらくない明るさと希望が感じられた点が良かった。人に始まり人に終わる作品。1位と同様に観客動員の手法が上手い。回想の仕方も個人的には好きでした。
何も特別な事ではない、我々日本人の奥深くに未だに潜む暗くて陰湿な部分を現代的なディティールで表現した「悪人」。今まさに田舎に帰省している人が感じている、もしくは感じ取れない事と常識との歪みを実に上手く表現しています。
5位は正直同じ韓国映画の「冬の小鳥」と迷いましたが、最後のお父さんのセリフに込められた暖かさとユーモアさに映画として軍配が。どちらも素敵な作品です。
「モンガに散る」は「インファナル・アフェア
」が大好きな僕には垂涎モノの作品。人に惚れ込むっていうのはこういう事なんだという王道。男っていいよね!ってらしくない感想でスミマセン。
7位の「ハーブ&ドロシー」はジャンルに関わらずアート作品を買う人ならば必ず共感できるなんとも可愛いらしい作品。個人的にVISIONAIREにいた時間(アーティストとの交流)を思い出します。
エンターテインメントの本質をエンターテインメントらしく真っ直ぐに表現した「バーレスク」これがつまらないという人は、僕からすれば歪みすぎです(笑)。欧米人奥深くに根付いている文化を理解できないなら明日から着物を着て過ごすべき。広い心を持ちましょう。
いいじゃないですか「マチェーテ」!「ゾンビランド」と迷った末のベスト10入り。どちらも考えてはいけませんが、完成度の高さでこちらに軍配。
いずれにして10本中4作品はまだ劇場で上映しているので、この休みを利用して観に行ってはいかがでしょうか(笑)。
なお以下は、123本中惜しくもランク外となった作品です。
下半期の傾向としては韓国映画が面白かった。
これに尽きます。
長々と書き連ねてきましたが、皆さんにとって素敵な1年でありますよう、末筆ながら心から願っています。
来年も観まくるぞぉ〜っ!
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