それぞれの正義、言い分。 - クリちゃんがイクッ。（栗原道彦）

つい先日、書店で衝動買いしたコチラの「風の谷のナウシカ」全７巻。
数年ぶりに読み返していますが、やはり映画よりも原作の方が内容が深くて面白いですね。
一言で戦争と言っても子供向けの漫画、アニメのように絶対的にー方が正義で、もう一方が悪ということはまずありえないと思います。
昨日、終戦記念日を迎えた先の大戦ももちろん同様で枢軸国、連合国共に各国それぞれの正義、言い分があったはず。
ただし残念ながら学校でそれを教わらなかった僕も１０代の頃までは、当時の日本はとてつもなく悪いことをしてアジア各国に多大なる迷惑を掛けた犯罪国家だと思っていたんですが。。。
今では１００％日本が悪かったとは到底思えません（もちろん１００％正しかったとも思っていません。）が、最近話題になっている竹島、尖閣諸島問題に関しても、中国、韓国共に自分たちに都合の良いような歴史教育をしているはずで、それを受けて育った人たちは教わったことを鵜呑みにしてしまうんでしょうね。
あのサッカー選手も竹島に泳いでいった歌手＆学生も魚釣島に上陸した団体さんも、それぞれ自分が正義だと信じて行動しているんだろうと思います。（それが本当に正しいかどうかは全く別の話ですが。）
海底資源、漁業等の利権、政権保持のためにそれをうまく利用しようとする悪い大人たちも大勢いるでしょうし。
中韓との国交断絶、武力行使等が簡単な解決方法とは到底思えませんが、日本政府も下手に出続けて舐められっぱなしでいるのではなく、いい加減、凛として適正な対応をして欲しいものです。