プレゼントできる写真 。
2012.06.29
1度は廃盤になったポラフィルム。どこかの誰かの熱量が、
再度、また再度と復活させる。
これまでの人生で何度も買い、誰かにあげちゃってきたカメラ。
SX-70 。
失敗も成功もなく、使い手がそのすべてを受け入れることができるのならば、
あんなに楽しいものはない。そのくらい楽しめる。
写るか 撮れてるか そんなことは " 味である " ということに吹き飛ばされてしまう。
本を読むときのしおりがわりとして使うだとか、
壁にピンで貼っておくだとか、
強烈な逆光を撮影し、そこにアドレスを書き込み
「 気が向いたら連絡してよ 」と使うだとか。
やはりどうやら僕は、
シュミレーターという存在よりも、
その現物、オリジナルに、
どうしても、触手が動くようだ。
いままでは、白いフレームしか選択肢がなかったけれど、今は、
ブラックもある。ゴールドもある。ほんとうにカラフルなものもある。
実験のような感覚がいい。そう、
日々にエフェクトをかけるようなこと。