デジタルの恩恵 。
2012.12.31
欲しいものをぼんやりとアタマでイメージしてみました。
これは、突発的にだとか衝動的にではなくに、
職業的に ということに沿って、考えてみました。
４Kのテレビかディスプレイ。
これくらいでした。
僕は２年弱前に、フィルムで写真を撮る という道楽をみつけました。
都会的な話しなかもしれませんけれど、
近所にプロが使うモノクロフィルム専門の現像所があり、
現像はそこでお願いしています。
色んな人のブログを見ていると、モノクロの写真も目にします。
「 あ、この写真きっとライカのモノクロ専用のデジカメ 」という写真もあります。
確かに魅力的なカメラです。
この時代に、高額で、モノクロ専用機をだすライカも、買う人も
かっこいいと思います。
さて、僕は、色んなフィルムのトーンを楽しんで、シーンによって選択しています。
本当に 映画館で映画を見るか、写真に使うか で、ここ２年過ごしています。
相当、かかります。
フィルム代、現像代、プリント代。そして、
フィルムをデジタルにしてもらう費用。
プリントとデジタルにしてもらったものをディスプレイで観覧するのは、
あきらかに異なる行為 ということがわかりました。
そして、Retinaの登場。
４Kには到底およばない解像度ですけれど、
Retina、
フィルムの再現力が、すごい。
解像度があがればあがるほど、フィルムで撮った写真の再現力があがる。
粒子感も、黒も、難しいとされているボケたグレー部の再現力もすごい。
高級な写真集の、高密度の紙にプリントされたものを見てるくらい、すごい。
デジタルに変換してもらっているときは、１６ベースというものでしてもらっています。
多少、大きく引き伸ばしても、耐えるらしいです。
デジタルの恩恵を、ダイレクトに受けた、そんな年。
けど、毎日のように様々な映像をYoutubeで見ます。
画像が粗くても、感動はぜんぜんします。
僕ら俳優は、レンズの向こう側が、フィルムだろうがデジタルだろうが、
芝居をそこでする ということは変わりません。
...。
きのう見た、男はつらいよ 第１５作品。
最高でした。
やっぱり、人情って言葉が浮かぶ作品って素晴らしいと思いました。
昭和って、おおらかだったんだな。
２０１３年。
男はつらいよ 仁義なき戦い と、名画座で特集上映が続きます。
HFRの作品も楽しみです。
どんなものなのかが、楽しみです。
要は、内容ですから。