解禁！ - 代官山通信（蔡 俊行）

　いま気づいたのだけど今週の土曜日23日は秋分の日だ。つまり休日。その休日と土曜日が重なったので、今年は休みがひとつ少なくなった勘定だ。昨日毎木曜発売の週刊誌が発売されているのを見てどうしてかと訝しんでいたが、それが理由だったのだ。なるほど。いずれにせよ、日頃から飛び飛びの祝日が多すぎると思っているのでこれはいいと思う。あくまで個人的な意見ですが。

　11月も後半になるともう冬休みの予定を立てる頃である。当社でも休みは決まった。今年は27日が仕事納めで、新年は6日から。多くの会社がそうなるだろう。9連休。この時期旅行代金さえ高くなければみんなが海外旅行などに行けるのにと思う。まあ、お正月だけは仕方がない。正月休むのは日本の古くからの習慣だし、文化である。

　ただゴールデンウィークだけはなんとかなんないのか。なんとかみんなが分散して休みが取れれば混雑もコストも緩和され、楽しい休みになると思うのだが。以前から政府でもそんな試案を検討中と聞くが、なかなかよろしいアイデア、着地点が見当たらないのだろう。これも仕方がない。

　来週木曜日は11月の第４木曜日でアメリカではサンクスギビングデー。日本のお正月に例えられるお休みである。商店は基本、どこも休み。この時期アメリカに遊びに行くと大変なことになる。明けてクリスマスまでがアメリカの大買い物シーズン。いわゆるホリデーシーズン。アメリカの景気と購買力がかなり復活したというので、今年はモノが一杯売れそうである。その余波でまた日本の景気も良くなればいいのだが。

　おっとそういえば今日はボジョレーヌーボーの解禁日だった。いまでは局地的に盛り上がるイベントとなっているが、20年ほど前まではどんちゃん騒ぎの物騒な夜だった。あれはあれでバカバカしかったが、いまのようになるとまたあれも懐かしい。

　今夜はそば屋かなと思っていたけど、思い出したのでボジョレー行ってみようかな。

　ちなみにネットで拾ったボジョレーヌーボー、それぞれの年の惹句。

　まあ、つまり、どれも一緒だね。

95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年「50年に1度の出来栄え」
10年「今年は天候が良かった為、昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスが良い」　
11年「出来が良く、豊満で絹のように滑らかな味わい」
12年「史上最悪の出来栄え」