映画の割引き - 代官山通信（蔡 俊行）

　なんだか寒くならないですね。いま外から帰ってきたのだけど、上着脱いでシャツ、セーターで歩けた。それでも歩くから暑い。なにせいま卓上扇風機つけてこれ書いてます。一時寒くなったと思ったらまた逆戻り。どうかきんきんに冷えてください、景気のためにも。

　今日は試写でソウルガールズを観てきた。オーストラリアのアボリジナルの女性4人組がソウルシンガーになったという実際にあった話をベースにした映画。昨年のシュガーマンに続く、元気をもらえる音楽映画だった。観たほうがいいと思います。1800円の価値は充分過ぎるほどある。

　ところで映画館にはいろんな割引がある。毎月1日は映画の日で1000円とか水曜日はレディスデーとか、60過ぎのシニアは1000円だとか。

　40歳代後半の友人に聞いた話であるが、夫婦50割というのがあるらしい。彼はいつもこの手で女性と一緒に映画を観ているそうだ。いつでもひとり1000円なのでふたりで2000円。もぎりの時に身分証明の確認はないので、権利保持者でないのにいつもこの手で使っているらしい。さすがに娘さんとふたりの時は使えないだろうけど。

　でも悪いことですね、これ。よい子は決してマネをしないように。