That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
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少しじゃなくてすごく個人的なブログ
2009.02.17
フイナムブログをご覧の皆様こんにちは☆
今日は商品紹介やお店紹介じゃなく、
少しいや、すごく個人的なブログを書きます(笑)。
普段、全くといっていいほどテレビやラジオをつけない原田ですが、
本だけはたくさん、たくさん、読みます。
↑ (休みの日のベッドの上の1コマ)こんな感じです。。。
節操なく、何でも読むのですが、個人的に「おおっ!!!」となった作品でも、
親友でも、家族でも、他人にお薦めするって事は皆無。
何でか?と、問われれば、まぁ。。心の琴線や波動なんてのは、
ひとり、ひとり、違うって分かってるので。
自分が感動したものが、
同じ環境で育ってきたであろう兄弟にでさえ同じ感動を生むか?いや。どうしてなかなか。。
なわけですから、
それこそ、違う環境、違う世代、の様々な人達がどう感じるか?なんて???
であります。
なんですが、そこを分かった上でブログに載せちゃいます。
最近、知って読んで、号泣した本。
小山田咲子著
「えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる」 海鳥社
この本は知り合いを通して知った、
小山田咲子さんという1981年生まれの、
ひとりの女性が21歳~24歳の間に綴っていた、ブログ日記をまとめたものです。
個人的な感想よりも、心がぐぐっと震えた箇所を抜粋します。
2002.10.11
東京に来るまでは知らなかった、
私を取り囲む景色の外側にも世界のあることを。
見るべきもの、行くべき場所が限り無くあることも。
私はなんにも知らなすぎて、それはもう悲しくなるくらいだけど、
ばかになることも真面目に語ることも恐れない人たちを見ていると、勇気が出る。
2002.10、14
みっともなくなるくらい夢中になれないなら、恋愛なんて無意味だ。
ちゃんとしようとしてよけいみっともなくなってしまうのが、
最高に素敵だと思う。
2002.12.10
一生懸命やってもだめなことってある。
一生懸命なだけでは。
がんばったのにどうしてだめだったんだろうとあの時は必死に考えた。
今はわかる。
丁寧に考えることが必要だし逆に全然考えないことも必要なのだ。
悲しいときは悲しい気持ちの自分と向き合って積極的に悲しんでいれば、
いつのまにか状況は変化しているのだ。
大泣きしたり人にやつあたりしながらアクションを起こしているうちに
不思議と前に進んでいたりもする。
新しい景色を見て、おいしいごはんを食べたりする。
2002.12.29
年上の人間が年下の人間に、
ただ「知らない」という理由だけで自分がちょっと垣間見た
世の中の複雑さやつらさを見せようとするのは罪だと思う。
「誰もが通る道」という言葉は正しいようで正しくない。
悩みの真ん中にいる時は誰だって自分が世界でいちばんつらいし今まででいちばん悲しい。
これ以上は長くなるので、(もう充分、長いですが。。。(笑))
彼女が21歳の時のブログから(この本の最初の方のページから)抜粋しました。
わたしなんかひっくり返っちゃうくらい(笑)大人で真っ直ぐでひたむきな咲子さん。大好きです。
次回はまた、いつものように、オタクなお話がんばります♪
呵呵,你好,恩。