The Herman Shoe Company - That Way About Things（ハラダユウコ）

フイナムブログをご覧の皆様こんにちは☆

久しぶりのブログですみません。

この２週間あまり、
早朝、深夜とうちの困った猫捜索に明け暮れております。。。（しょぼん。。。。）

はぁ。。。猫を捜索するのは、思ったより大変ですね～～～（汗）

とまぁ、ぼやきは是くらいにして。。。

今日は久しぶりにブランド紹介です。

１８９１年創業のハーマンブランドのデッドのシューズたちが、
入荷していますので、
写真とともに、ハーマンのブランド背景などを、少し書きます。

税込み￥２５０９５－　SIZE 7.5E　推定６０ｓ（Dead Stock)

マサチューセッツ州、ミリスを代表する一番大きなブランドといっても過言ではない、
ハーマンブランドシューズは、今からやく１２０年前に、
「The J.W トンプソン　Shoe Company」の名で、靴製造を開始した古い歴史ある会社です。

税込み￥２５０９５－　SIZE 10D 推定６０ｓ (Dead Stock )

創業から６年後の１８９７年にジョセフ.M.ハーマンが代表になった事により、
「J.Mハーマン　Company」と、社名が変更し、その後、
１９１４年に、「J.M ハーマン　Shoe Company」と改変され定着しました。

今でこそ、廃業してしまったために、
（何年に廃業したのか定かになっておりませんが、デッドで出てくる商品などの
箱やタグのデザインから伺い知るには、７０年代以降だと思われます。）

VintageやAntiqueの世界でしか、
ハーマンブランドの名は、広く知られて居ないかもしれません。。。が、

ハーマンブランドは古くから、多くの老舗シューメーカーがそうであったように、
アメリカ政府に上質なブーツやレザーシューズを提供していました。

税込み￥２２９９５－　SIZE 8EEE 推定６０ｓ～７０s（Dead Stock )

古くは１８９８年に勃発した米西戦争（当時のスペインと北米の戦争）で戦う
アメリカ人兵士にミリタリーブーツやレザーシューズを提供し、
その後、２０世紀の第二次世界大戦においても、アメリカ軍の兵士の大半の靴が、
ハーマンから提供されたものだったとの記述も残っています。

税込み￥２４０４５－　SIZE 7.5EEE　推定６０ｓ～７０ｓ（Dead Stock )

戦後は、
軍用の実用的で頑丈なブーツを作り続けてきた技術を生かし、
写真で紹介しているような、
ポストマンシューズや、サービスシューズ、又はワークブーツ、ハンティングブーツなど、
実用デザインを追及したシンプルで、ストイックな靴を数々、生産し残しています。

アーカイブ＆スタイルでは、７０年代より前に製造されている
デッドストックの商品を毎回、海外出張の度に出来るだけ探して、買い付けしますが、
ハーマンブランドだけでなく、写真の様な６０年代や７０年代初期に作られた製品が、
お薦めな理由の一つは、
多くの米国企業がコストダウンに取り組みだした８０年代より前に製造されている
上質品だという事が挙げられます。

ハーマンブランドに関しては、先にも書いたとおり、
残念ながら、今現在は、会社が廃業してしまいブランドの名前も、残っていませんが、

マサチューセッツに残る、古い工場とその跡地をある企業が買い上げ、
今後、何かに使われるらしいとの話も聞きます。

古い古いレンガ造りの、ステンドグラス風窓が施された
天井の高い様式で作られた頑丈な建物が、
（実際に建物を見たことがあるわけではありませんが（笑）
だいたい、アメリカのオールドタウンに残る古い工場の建物はそんな感じです。）

どういった形でも、町を代表する会社の軌跡として残っていくのは、
その土地に暮らす人だけでなくとも、嬉しいものだと思います。

今日は久しぶりにブランドの歴史をつたないながらも、
ご紹介させていただきました。
いつも、お付き合いいただきましてありがとうございます。

さて、次回も一週間後くらいには新しいブログを更新したいと思っております。

それまでに、うちの愛猫が無事、帰宅することを祈りつつ。。。

ではでは、皆様、雨続きで洗濯もたまるし、困っちゃいますが。。。
お暇な時間がありましたら、
アーカイブに遊びにいらしてくださいませ～～～♪
（世田谷区方面にお住まいの方は、
もれなく、私の猫のビラをもって帰る羽目になりますが。。。（笑））

新しく、初夏らしいマドラスチェック系商品も出したので、よろしくです～☆