That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
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H.H Brown`s Founding Father
2010.02.16
フイナムブログをご覧の皆様、こんばんは~☆
毎日、さむぅ~~~~いですね!!!
こう寒いとシェリー酒好きなハラダも、
鍋と熱燗が恋しいです~(笑)
今日はですね、
久しぶりに(。。。でもないですか???)
アメリカン・ブランドのお話書きます。
こちら、↓ ちょっと前に入荷したデッドストックのブーツ。
Double H Brand (ダブル・エイチ・ブランド)
の、推定60~70s製造物です。
え~、毎度の如く、
このダブルHブランドの歴史など紹介しつつ、
写真アップしますので、
よかったら、チェックしてみてください~☆
H.H Brown's Founding Fatherは、
127年もの歴史のある老舗シューズ・カンパニーです。
創業は1883年、
マサチューセッツ州のナティックで、
Henry H Brown(ヘンリーHブラウン)によって産声をあげました。
H・H Brown社が、飛躍的に成長したのは、
創業から44年経った1927年。
創業者ヘンリー・ブラウンのリタイヤによって、
29歳の若きビジネスマン、
Ray Heffernan(レイ・へファナン)が会社を買い取り、
彼の指揮によって新たな展開を始めてからです。
レイは新しい会社と提携を組むなど、
次々と先見の明に富んだ事業展開を起こし、
1990年に彼が亡くなるまでの62年間で、
2000人以上の従業員を抱えるまでの大企業に、
会社を成長させました。
第1次、第2次世界大戦中には、
フランスのノルマンディ戦線で働いたアメリカ軍の
エアボーン部隊の落下傘兵の接近戦専用のブーツとして、
Corcoran Jump Boots(コーコラン・ジャンプ・ブーツ)を、
開発し、実際に多くのアメリカ兵が使用しました。
このブーツは今でも軍で使用され続けております。
1955年には、
ペンシルバニア州のリッチランドに
リッチランド・シュー・カンパニーを、
設立し、新たに、
カウボーイブーツや、ワークシューズをこの会社で、
展開していきました。
また、
このリッチランド・シュー・カンパニーのワークシューズ・ラインが
成功したことによって、
本家のH・H Brown社では、
新たなワークシューズメーカーとして、
ノースキャロライナ州のモーガントンに、
Carolina Shoe Company(キャロライナ・シュー・カンパニー)
を設立しました。
キャロライナ・ブランドは後に安全靴の市場で、
北米で大成功を納めていきます。
(このキャロライナは、うちのお店にも今、
ポストマンシューズの60s製デッドストックが揃っておりますよ~☆)
1977年には、
当時、急上昇で成長していた、
Goodyear Welted Footwear(グッドイヤー・ウォルト)
と提携を組み、より機能性の高い安全靴を作り出しました。
また、当時、アメリカ軍や警察官用のブーツ、
また採鉱業の作業員用のワークブーツで、
強いシェアを誇っていたマーティンズバーグの、老舗メーカー
Cove Shoe Company(コーヴ・シュー・カンパニー)
を買収し、この分野でも強い支持を得ていきました。
その後は、
1980年代中頃から、新しくブーツに
Gore-Tex(ゴア・テックス)など、
新素材を取り入れ、次々と新しい製品を作り出しています。
ちなみに今では有名なゴア・テックスとは、
アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が製造販売する
水蒸気は通すが雨は通さない防水透湿性素材の商標名で、
1平方センチメートルに14億個の微細な孔を含んでいるため、
防水性と透湿性を両立させている素材なのです。
最初にゴア・テックス採用したのは、
アメリカの Early Winters 社で、
1976年にテント素材として使用されました。
これ以降、アウトドア用品、レインウェアなどに多く採用されています。
ハラダもゴア・テックス物って何か持っていたかなぁ?と、
考えてみましたが、
趣味のフライフィッシング用のウィンドブレーカーと、
スノーボードはしないのですが。。←じゃなくてした事がないです==(笑)
NIKEのスノーボード用のスニーカーがそうでした。
あ、失礼。。。話が脱線しましたが。。。
その後、H.H Brown社は、
1993年には
社名をDouble H Boots Companyと、
改名し、今現在も、北米を代表するメーカーとして操業を続けています。
ご紹介したブーツはサイズ8.5インチDと9インチD
が、ありま~す☆
気になる方はお問い合わせお待ちしております~☆
以下は毎度のプライベートいろいろです。
↑ 久しぶりにお客さまのスナップ☆
12日(金)にお店に遊びに来てくれたのは、
うちのディレクター坂田真彦氏の友人である、
元SOPHNET.現Old Knowledge代表の
川口大輔氏で~~~す☆
気さくで物腰の柔らかい関西男子。
素敵です☆
最近、久しぶりに引っ張り出して聴き出したレコード。
「ソウル・ユース・コンベンション」
96年か97年頃に出たアルバムだったかなぁ~?と。
ここのソウルフルな優しきお兄さんだった、
トランペッター中村氏とは仲良くしていただいた思い出があるんですが、
もう何年もお会いしておりません。。。懐かしい。。。だす。。。
↑
なんだか、すんごいハイクオリティなファッション誌?!です。
スタイリストの宇佐美陽平さんがリースにいらっしゃいました。
これは、発売前のいわゆる「0号」らしいのですが、
創刊号が愉しみです=====☆
↑
唐突ですが、
ハラダは時代小説が滅茶苦茶、大好きです(笑)
の、中でも、この藤沢周平氏は本当に好きで、
氏の作品は多分ほぼ読破しているんじゃないかと~♪
とくに市井(しせい)に生きる人々の話が好きですが、
暗いけど陰惨ではなく物哀しい中にも、どこか温かみのある作風が、
個人的にはいい意味で日本人らしくて好きです。
日曜日は趣味のバンド練習で新宿のスタジオペンタへ。
フリー雑誌の表紙が☆
お~~~~andymori<
じゃないですか~~~!!!
う===ん、なんか、人事ながら嬉しく思います。
インタビューもですね、なんだか朴訥としてて、ほわほわっと彼ららしくて、
良い感じでした。(笑)
あとは、家のお花たち。
チューリップいろいろ。。。
チューリップはあまり香らない花ですが、
この中の尖がってるオレンジのは、
珍しくあまぁ~~い香りが強いのですよん☆
実は
だいたいパターンが決まってて、ここが↑ピンクの花。
で、こちら↑が、オレンジか黄色の花が多いです。
ここ↑は、何処か?と言うと、
実は我が家のトイレなんです。。人様にトイレの画像見せるのもなんですが。。。失礼。。
早咲きの桜が満開です☆
一足早く春~~~~ってことで☆
↓ 空はどんよりですが、ベランダには花がいっぱいですよん☆
(お隣さんに水遣りが大変そうだわ~と言われております(笑))
もらい物のりんごとみかんが減らないこの時期。
こんな風↓にしてみました。
そしたら、
赤い実が大好きなヒヨドリと果物大好きな鶯色の可愛いメジロが来るようになりました。
以下、ここんとこのスタイルで~す♪
自作のワンピース&トムスコットのカーディガン。
50sスキーセーター。50sコットン・タンクトップ。
被りのニットは、
Briqu'a braque(レブリカブラック)を手掛ける山瀬公子(やませこうこ)さんの
プレタポルテライン<MATRIOCHKA(マトリョーシカ)>の物です。
寒かったので、ウィッグな日(笑)
ヴィクトリアンブラウス以外はブランドで来てしまいました。古着屋なのに。。。(苦笑)
ちなみに、ニットはツィンクルというNYのブランド。
ブーツはミュウ・ミュウだったりしています。。。。
これが今日のスタイルです。
またまたブーツとアウター(N-3B)以外ブランドで来てしまいました(苦笑)
ワンピもシャツもジュンヤ・ワタナベ。
とくにワンピは最初のコレクションのリメイク・コレクションの作品だったかなぁ~?と。
マテリアルは古着のネルシャツで出来ております~~~☆
帽子は、知り合いの若手日本人デザイナーの物なのですが、
彼のブランド名をド忘れしてしまったので、
またの機会にご紹介いたします~~~☆
お隣のリカーさん、
閉店しちゃって寂しいです。。。。。
今度は原宿のアローズへ遊びに行きます!デジカメ持って!☆
明日は、
また新しく入荷した物をアップしまぁ~~~す☆
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