1950s USAF Souvenir Jacket - That Way About Things（ハラダユウコ）

フイナムブログをご覧の皆様こんにちは☆

さぁ、やっと、やっと、今日は物の話です（笑）

まずは、バイヤー堀ちゃんも、
久々におお！！ってなったという物の写真から。

このスーベニール・ジャケットは、なかなか、
相当、珍しいんじゃないでしょうか？
アメリカ空軍（ＵＳ　Ａｉｒ　Ｆｏｒｃｅｓ）の、
第5空軍(Fifth Air Force)に所属していた飛行部隊員が、
日本に駐留していたときに、
オーダーで作ったのでしょうね。

このフロントの右胸の刺繍は、下の写真を参照してもらえば、
分かりますが、
第５空軍のシンボルマークである、
流れ星（ＵＳＡＦの☆マーク）が刺繍されています。

第５空軍は、アメリカ空軍の航空軍の一つで、
横田飛行場や嘉手納飛行場に,
主要部隊が配備されていて、

在日米軍の中でも、主要空軍部隊となっています。

創設は１９４２年で、太平洋戦争では、
オーストラリア北東部からパプアニューギニアにかけて所在し、
日本軍への反撃に従事しました。
また、大戦終結後は敗戦国日本へ駐留し、占領任務についた部隊です。

左胸は持ち主の名前でしょうね。
ミスター・ダスティ。本名か？
ニックネーム＝不機嫌な奴か？
は不明ですが。。。

その後、第５空軍は１９５０年代の、
ＫＯＲＥＡＮ　ＷＡＲ（朝鮮戦争）では、
国際連合軍として、
主力部隊や司令部が従軍し、朝鮮半島で戦闘し、
冷戦期とその後は日本に駐留して、
日本の航空自衛隊や、韓国空軍と連携をしている、
関係の深い部隊なのです。

バックの刺繍は、第５空軍に属する、
３１１部隊のマークを中心に部隊名が刺繍されています。

３１１ｔｈ　ＦＴＲ．ＢＭＲ．ＳＱＤＮ．は、
３１１ｔｈ　Ｆｉｇｈｔｅｒ　Ｂｏｍｂｅｒｄｍｅｎｔ　Ｓｑｕａｄｒｏｎの略で、
つまり、
第３１１　戦闘爆撃機・空軍飛行部隊の事。

５８ｔｈ　ＦＴＲ．ＢＭＲ．ＷＩＮＧは、
５８ｔｈ　Ｆｉｇｈｔｅｒ　Ｂｏｍｂｅｒｍｅｎｔ　Ｗｉｎｇの略で、
第３１１部隊のウィング、
つまり、後方支援部隊の事です。

この２部隊は、
どちらも米国南西部のアリゾナ州にある、
空軍のＬＵＫＥ（ルーク）基地をベースにして、
任務についているのですが、

そのアリゾナの砂漠に生息する、
このヨコバイガラガラヘビが、
第３１１部隊のシンボルマークと、
なっていまして、

部隊のニックネームも、
そのままＳｉｄｅＷｉｎｄｅｒｓ（サイドワインダーズ）で、
まんま、ヨコバイガラガラヘビの英名です。
米空軍の中では空対空誘導弾も、こう呼ばれております。

ちなみに、ヨコバイガラガラヘビとは、
北米南西部の砂漠に生息し、、
体をS字状にくねらせて横に進む性質があるクサリヘビ科の蛇です。

フロントに刺繍されていた、第５空軍の流れ星マーク同様、
第３１１部隊の蛇マークも下の写真を参照していただくと、
カラーリングまで、忠実に刺繍で施されているのが分かります。

第３１１部隊は、
もともと第２次世界大戦時の１９４０年代に、
編成されたＦｉｇｈｔｅｒ　Ｓｑｕａｄｒｏｎ（戦闘空軍部隊）ですが、
Ｆｉｇｈｔｅｒ　Ｂｏｍｂｅｒ（爆撃部隊）として、
１９５０年～１９５３年に起きた朝鮮戦争の時に、
再編成されました。

ちなみに、
ＫＯＲＥＡＮ　ＷＡＲ（朝鮮戦争）とは、

朝鮮半島の主権を巡って
成立したばかりの南側の大韓民国（韓国）と、
北側の朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）の間で
北朝鮮が軍事境界線を越えて南侵したことによって、
１９５０年の６月２５日に、勃発した国際戦争です。

１９５３年に停戦し、
南北分断状態のまま休戦協定が結ばれて現在に至っていますが、
今日においても両国の軍事的緊張状態は続いているわけです。

アメリカはこの戦争で、
イギリス、フランス、カナダ、オランダ、ベルギーなど他１０カ国以上と、
ともに国際連合軍として、韓国を支援しました。
また、当時は日本も敗戦から間もない頃だったため、
アメリカの連合国占領下にある国として、
憲法で戦争放棄は決まっていましたが、
補給や補修で支援参加をしています。

対する北朝鮮側には、
中国（中国人民志願軍）が戦闘に加わり、
ソビエト連邦が顧問団派遣をしたり、
物資支給の支援をしたこともあり、

その後の時代の冷戦期へ突入していったのですね。

アイテムの話に戻りますが、
ミスター・ダスティは、
きっとこの朝鮮戦争で従軍し、
１９５３～５４年に掛けて、
在日米軍として日本の飛行場に駐留していたのかな？と。
推察いたします。

リブに多少のダメージはあるものの、
かなり、良いコンディションです。

ハラダ個人としては、
このサテン地の淡い配色にもセンスを感じます。

逆に、
裏側は、こんな↑ベーシックなデザインで、
カラーもダークな配色で落ち着いた感じです。

数あるスーベニール系の中でも、
なかなか、出会えない一着だと思います。
気になる方は、ご連絡くださいませ～～～☆

ここから先は、
毎度の溜まっているプライベート関係です☆

え～と、まずは、
この間の神戸の続きと行きたいトコですが、
その前に♪

元ＳＯＰＨ．（ソフ）の、
川口大輔さんに寄る、
ＭＥＴＡＰＨＯＲＥ（メタファー）の、
２０１０ＡＷ展示会に行ってまいりました～☆

テーマはＳＭＡＬＬ　ＧＯＯＤ　ＴＨＩＮＧＳ

以下、ご堪能ください♪

う～、川口さん雰囲気あるなぁ。と。（笑）

この牛革は、
自然な加工でなめしているのだそうで、
化学薬品などを使っていないために、
より自然な光沢や柔らかさ、色が出ているのだそうです。

ほか、
アウターはメルトン素材の物が多数ありました。
しなやかで、柔らかいメルトンはハラダも大好きです☆

古着好きなひとなら、
あ～なるほど～ってなる、ディテールですよね♪

これ↑　ハラダはいちばん気に入りました♪

サイドがレザーになっているのは、
袖に毛玉とか擦れて出来ないようにする配慮らしいです。
はぁなるほど～って思いました。

このあたり↑とか、
あ～川口さん、純粋に自分の着たい物、作ってはるなぁ～（笑）
って思いました♪

このチノクロスのパンツは川口さんも、この日、穿いていましたよん↓

このテーパーしているスラックスも、
メルトン素材。ウールはよく見かけますけどね☆

ロングポイントのオックスフォードシャツ。
Ｂ．Ｄじゃないってのが良いです。

Ｔｅｅシャツのリブが細いのは、ハラダかなり、好きです。
リブ幅が太くなればなるほど、アンダーウェアだなぁと、
アーカイブで、いつも、古いアンダーウェア扱ってて感じます。

プリントは、インクがのってるタイプじゃなくて、
専門的にはなんて言うのでしょ？
川口さんが話していたけど、忘れてしまった。。。。
地に染まっているプリントなので、近くで見るとすごく自然です。

で、この言葉も、
ジッポライターによく記載されていたりするんだそうですが、
考え事を少しやめて、ちょっとゆっくりしなよといった意味合いの言葉だそうで、
煙草を吸うときくらい、ぼ～っとしたいなぁって愛煙家の人多そうですよね（笑）
とくに昨今は、愛煙家への風当たり強いですしね。。。

このカバン可愛かったです☆たぶん、ハラダ買います♪

と言う感じで、
ふらりとお邪魔して、
いろいろお話してもらったのですが、

物を作っているご本人に、
ナゼ？って部分や、
こだわりの箇所などなど、ディレクションしてもらうのは、
知らないものに愛着が湧くと言うか、
単純に愉しいなぁと、個人的に発見しました。

川口さん、愉しかったです☆
また、よかったら展示会呼んでくださいね♪

ほか、
毎度のハラダのスタイルです。
このハラダの服装って別に、うちの店と全くリンクしていないんで、
必要なのか？って感じですが、
前にテリー伊藤さんが話してくれたんですけど、
服好きな人にとっては、服って日記だよね？ってことで。
ものすごく、アイム・アグリーって思った一言です。

なんとなく、イギリスの女子っぽくしたかった日。
中に着たシャツはおしゃれ友人のおさがりです。
ガンズのアクセルローズ好きな、
そのおしゃれ友達が袖をカットオフしているトコが最高♪なんですが、
写真に写ってなくて残念です（笑）

せつ君のヌメ革スニーカーとベージュ一色でコーディネートしたかった日です。

で、今日です。
前にバイヤー堀江氏に頂いたベースボールシャツを着ています。

毎度、こんな感じで（笑）とにかく、
ハラダは服を着る事がすごく好きです。
朝、コーディネートを考えるのは、愉しくってしょうがないです（笑）
きっと婆ちゃんになってもこんな感じだと思います。
誰しも、一応、裸で外は歩けないんで、「服を着る」
愉しみが伝わると嬉しいな～っと思います♪

ではでは、皆様また～～～☆

追伸

店頭には、こんなストーンズのツアーブルゾンとか、
いろいろ入荷してきてます☆

お時間ある方は、
Ｇ．Ｗも、遊びにいらしてくださいね～～～☆