That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
-
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
-
-
1950s 2TONE Work Jacket
2010.04.17
フイナムブログをご覧の皆様こんにちは♪
ここのところ真冬のような寒さですが。。。
今日は久しぶりに晴れたので~♪
こんな爽やかな感じのワークジャケット出しました~☆
推定1950s後半くらいの製造かなぁ~?と。
この白Xグリーンの2トーンと、
白X赤の2トーンのタイプが今日、入荷しました~♪
この2種よりもう少し新しい70s物で、
白XNAVYの2トーンタイプ(HBT)も店頭にありますが♪
製造メーカーは、
ミズーリ州最大の都市カンザスシティにある(あった?)
SNOWER MFG. CO.(スノーワー・マニファクチュアリング・カンパニー)
このメーカーについて、歴史など、
いろいろ調べたかったのですが、
どうやら、
今は現存しない会社のようで、社史も何も調べる事が出来なかったす。。。(しょぼん)
なので、
物から話は反れますが、
ちょっとミズーリ州のことでも書きます。
ミズーリ州といえば、
アメリカ合衆国中西部のミシシッピ川沿いにある内陸の州。
日本ではセントルイス辺りが、
一番有名な都市なんじゃないでしょうか?
しかし、
州都はジェファーソンシティであります。
ちなみに、
今日、ご紹介しているワ-クジャケットの故郷は、
ミズーリ州最大の都市、
カンザスシティですが、
カンザスシティとは、
ミズーリ州とカンザス州の州境にある都市でして、
正確には15郡からなるカンザスシティ都市圏といい、
そのうち6郡は、
カンザス州のカンザスシティ。
ほんでもって、
残りの9郡が、
ミズーリ州のカンザスシティなんですよね。
なんだか微妙にややこしいんですけど(笑)
ほか、色々な細部のカット。
生地はどちらも、
すこし軽めのキャンバス地仕様になっています。
ミズーリ州のミズーリとは、
インディアンの
アルゴンキン語族の言葉で
「泥の水」つまり、ミズーリ川のことを意味しています。
地理的には、なんと、
総計8つの異なる州と接していて、
北部では、アイオワ州、
ミシシッピ川を超えて東部でイリノイ州、
南東部でケンタッキー州及びテネシー州、
南部でアーカンソー州、
南西部でオクラホマ州、
北西部でネブラスカ州、
そして、ミズーリ川を越えて西部でカンザスシティのカンザス州と、それぞれ接しています。
たしか、アメリカ合衆国の中で一番接している州が多いんじゃなかったか?
と思うんですが。。。
祖先グループはドイツ系が一番多くて24%弱、ついでアイルランド系、
アメリカ系、フランス系、イギリス系と。
ほぼ、州内人口の8~9割が白人で形成されております。
しかし、
もともとは、
ダコタ族、カドー族、イリニ族、
フォックス族、デラウェア族、アイオワ族、
キカプー族、ミズーリ族、オマハ族、
オーセージ族、オート族、ソーク族、ショーニー族といった、
実に多くの
狩猟民と農耕民のインディアンが混在し先住していたのですよね。
彼らのほとんどが19世紀に他州に強制移住させられていて、
歴史上は絶滅したことになっているようですが。。。
んでもって、
現在ミズーリ州政府で公式に認められているのは、
ショーニー族だけらしいですが、
州名でもあるミズーリ族も公式に認められていないのは、
なんともハラダには意外です。。。というか、
う~~~~ん。。。。ですが。。。。。
随分、物の話から反れましたが、
たまには、こういった時代背景だけじゃないですが、
自分たちが仕入れをしている土地や国が、
どんな風に形成されていったのか?とか、
北部と南部で歴史はどう違うのか?
ってことに、思いを馳せたりすることも、
大切なんじゃないかな~とは思います。
物って、ただ物を売っているだけじゃないとこ、
やっぱりあると思うんで。
今日はこんな感じで。
最近、会社の歴史の話とか書けていないっす。。。
(そう!しかも、まだ計算とも格闘しているのです~(汗))
再来週あたりから、また濃い~~物の話やブランドの話を書きます!!きっと!
皆様、退屈させてしまっているかもしれませんが、
それまで、どぞ、よろしくです!!
以下、
最近、行きつけの古本屋で勧められて、
はまっている吉本隆明の本。から。
よしもとたかあき
音読みでよしもとりゅうめいと言う人も多いですが。
(作家のよしもとばななのお父さんです。)
つよいつよいことばの数々。
なんか、身体の中から熱くなりました。
では、皆様又来週です~☆
以下、だだだ~~っと、
毎度のスタイルとごま&むぎです~♪
※コメントは承認されるまで公開されません。