That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
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MIL-J-7823
2010.10.17
フイナムブログをご覧の皆様こんにちは☆
なんだか、最近、梅雨の様なぱっとしない天気が続きますね~。。。。
ハラダはドジってしまい、風邪引きました~~~~
あ~~~喉がいたいっす。。。
この秋、冬最初の風邪っす。。。。とほほ。。。。
頭がぼうぅ~~~~っとしますが、
何とか、いつもの物話を書いて行きたいと思います~~~☆
文章があっちこっち飛ぶかも??!ですが、
良かったら読んでってくらさいませ。
んでは、
今日もまた、サクッと今回入荷のVINTAGEの話をアップしていきます~☆
え~~~と、先日の13スターに続きまして、
堀江氏が店頭に持ってきてくれたのは、こちら↓
1956年製
MIL-J-7823(AFR)
[N383-39321A]G-1アメリカ海軍・フライト・ジャケットです☆
G-1シリーズのフライトジャケットは以前にも、
サード・スタイルの1940年代製
AN-J-3(AN6552)を、
このブログでご紹介していますが、
今回入荷したものは、
初期型から数えて5番目の7823を冠した最初のモノであり、
4番目の55J14の後継モデルであります。
ちなみに、G-1シリーズは1番最初がM-422、
2番目が、M-422A、
3番目がAN-J-3A(AN6552)、
4番目が、55J14、
で、5番目がMIL-J-7823、
その後のMIL-J-7823A~Eと続いていきますが、
MIL-J-7823は、
1952年に制定されたモデルで、
第二次世界大戦直後のこの時代、
それまで、
陸軍省(US Army)と、
海軍省(US Navy)で、
個別に制定されていた仕様要求を、
海軍の軍事仕様(ミルスペック)としてきちんと制定した、
G-1シリーズ初のミルスペック・モデルとなる、
歴史的な一着でもあります 。
その後の7823系を細かく年代別に分けていくと、
7823(AER)は1952~1960年、
7823A(AER)は1961年、
7823B(WEP)は1961~1963年、
7823C(WEP)は1964~1966年、
7823D(WP)は1967~1971年、
7823E(AS・黒タグ)は1971~1972年、
7823E(AS・白タグ)は1972年会計~1977となっているようです。
今回入荷したものは、
1956年製なので、
7823(AER)が使用された9年間のうちの、
丁度、中間時期に作られたものですね。
ちなみに、
この9年の間に、
(現在見つかっている物では)コントラクトナンバーで19種、
納入メーカーではCaglecoやWERBER SPORTSWEAR、J.A. DUBOW SPORTING GOODS CORP.
など、
9社が存在します。
こちらは、CAGLECO Srorts Wear社製ですが、
CAGLECOは後にRALPH EDWARDになるので、
厳密には8社とも言えますが、
他の細部のディテールに関しても、
「USN」のステンシルがパンチングに
変更されたり、
ポケットフラップ形状の変更などの移行期でもあるので、
色々なディテールが入り乱れていて、
個体、個体の特徴が微妙に異なるのも、
魅力の一つかもしれません。
明日にでも、HPに詳細をアップしますので、
よかったら、そちらもチェックしてみてください~☆
ボタンもジッパーもオリジナルで、
ライナーもリブもダメージ全くありません。
デッド?と一瞬、見間違えるほどのコンディションです☆
明日も、出来たら、スペシャルアイテムの話をアップしたいと思います。
皆様、どうぞ、よろしくです~~~☆
はぁ、何とか書き終わりました~~(笑)
コントラクト・ナンバーとか間違ってないといいんですが。。。
ちょっと不安。。。です(苦笑)
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