That Way About Things
ハラダユウコ
Archive&Style Shop Press
1971年2月東京生まれ。アメリカ、ヨーロッパを中心に幅広いジャンルと年代からバイイングされたUSEDやデッドストックを扱う古着屋「アーカイブ&スタイル」のショッププレスとして、古物をこよなく愛する日々を送っています。
www.archiveandstyle.com
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Old Work Button
2011.04.21
皆様、季節の変わり目如何お過ごしですか?
ハラダはここ2,3日の寒さにばっくりハマってしまい、まんまと、
完全なる風邪っぴき野郎です。
主に脳みそがスライム化して鼻から出てきているんじゃないか???という、
なんとも相当イタダケナイ状態ですよ~とほほ(苦笑)
まぁ、頭痛や咳や喉の痛みがないだけ、ず~~~と楽チンなんで、そこまで、
凹んでないんですが、とりあえず息が出来なくて口がぽかぁ~~~んと
開いたままなんで、
このアホ面うぉ、なんとかせなあかんなぁ~~~~
と思っております。
ア、後それ繋がりでやたらに、喉が渇きますね~
ポカリが美味い!!マジ染みる~~~~と
心から本当に高校の部活以来っつうぐらい、つよぉく感じました(笑)
さて、来週になったらそろそろ、
Vintageも新しいのを放り込んで行くかなぁ~と、
思案中なんですが、その前にちょこっと箸休め的な小物アイテムをご紹介です~♪
今日はオールドのボタンたちをアップします~♪
まずは東海岸を代表するワーク・ ブランド、
1871年にN.Yで創業されたSweet Orr(スイート・オール)のOld Buttonです。
この時代、いろんなワークウェアブランドが、ジーンズやワークパンツを、
様々なモノに引っ張らせるデザインで、自社の製品の強度を謳いましたが、
6人の男性が綱引きの様に引っ張っても破れませんというキャッチコピーと供に、
そのデザインをボタンやタグにあしらったSweet-Orr。
このブランド1950年代に一度無くなり、
また復活を遂げたという歴史を持っているかなり珍しいブランドです。
こちらは、
1897年にミシガン州で創業されたラーンド・カーター社(創業者はラーンドEアブナー)のメインブランドHead Light(ヘッドライト)の
Old Buttonです。
この会社はHead Lightブtランドを中心に成長を遂げましたが、
1960年代に同じくミシガン州のデトロイトで1884年に創業した、
カーハート&カンパニーに買収され、ブランドは無くなってしまいました。
しかし、このHead Lightのロゴデザインは、1920年代からほとんど、変わる事無く、操業が停止するまで使われ続けたといいます。
次も同じく1960年代にカーハート&カンパニーに、
買収されてしまったブランド。
ブタがトレードマークのFink`s(フィンク)です。
こちらも、ミシガン州のデトロイト発信のワークブランドで、
1876年に、創業者ウィリアム・ムアー・フィンクが、
叔父とくんで始めたフィッツシモンズ&フィンクというお店が前身となっています。
その後数年間、カーハートの工場だった時代もありつつ、
1902年にWMフィンク&カンパニーという名前で新たに設立されました。
しかし、このFinkも、Head Lightと 同様に、
同郷ブランドであり、当時急成長を遂げていた、
カーハートに買収され、ブランドネームも消滅してしまいました。
最後にそのカーハートのボタンもご紹介。
創業者ハミルトン・カーハートの名前のカーハートから、
カーとハートをあわせてデザインされたボタンです。
以上気になる方は、お問い合わせください。
以下、毎度のハラダの服装です。
1920年代のシルクドレスに色々重ねて着ています。
下にヒョウ柄のかぼちゃパンツを合わせたり(笑)しております。
透ける素材は、昔から、例えばチュールとかオーガンジーやシフォンなど、特に好きです。
アンティークレースのドレスとレースのハンカチで作った(自作)ストールなどなど、
重ねています。脚もとのきらきら靴と金色のベレー帽が挿し色です。
50sの水玉スカートを2枚繋げて作られたワイドパンツです。
シルエットがなかなか秀逸です。
今回はこんな感じで、
では、皆様、またです。この時節の風邪は結構、粘着質なので(苦笑)
お気をつけください☆
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