Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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to be... or not to be...
2010.04.25
ロスに行く際に必ず滞在するのが、Chateau Marmont。
スタッフもみんな親切で気さくで、ありとあらゆる細かい所までも行き届いたサービスが魅力。こう書くと「高い金払ってるんだから親切で気さくで当たり前」って思いがちかもしれないけれど、結構そういう当たり前の事が出来ない著名ホテルの方が多い気がします。
ただそれ以上にこのホテルが魅力なのは、知らないと通り過ぎてしまうほど若干不便なロケーションと一見さんお断りの体(実際は違う)が故のプライベート性が支持されて、昔から数々の著名人が利用する事でも知られています。
実際にホテル内での撮影はデジカメの記念撮影も含めて滞在している部屋の中以外はNG。これは初めてチェックインする際に、キチンと釘をさされます(笑)。
でもルールって言うのはこれくらいハッキリしていた方が楽チンというか、逆に言えば(常識的な事は別として)それだけ守ってればみんなが楽しめるという、とても便利に作用するものなわけです。
僕も元々はマリオ(テスティーノ)に勧められて滞在するようになったのですが、いま彼は裏手にある丘の上に自分の家を所有しているので最近はご無沙汰のようですが、そんなところなので、メインのレストラン、とくにテラスはいつも(滞在客以外で)満席。
まるで「Hills」の現場かと見間違うくらいの人達で一杯ですので、いわゆるセレブな人たちも埃のようわんさか(笑)。
そんな中、以前隣の席で食事をしていた男性。
人民帽?がやけに似合うなぁ...なんて思っていたら、その翌日に運転してたら看板に大きく「CHE(チェ)」宣伝が出ていて、「あぁ昨日の人はこの人だったんだ...そりゃ似合うよな」、みたいな(笑)。
でもほとんどの場合、僕は俳優さんの名前と近況などは知らないので、例えば今月観た作品の主演俳優の名前を言われても分からないくらい。あの作品のあの人って言われてやっと...というかそれでも結構怪しいものです。
デル・トロ。
この世に鮪が存在しなかったらきっと覚えていないでしょう...
「ウルフマン」
話はもちろん、カット、色味、構図などなど...どれを取ってもとてもいい♪
始まってすぐにわかる「お、面白いじゃん」っていう感覚。決して70年前のホラー映画のリメイクなんてひと言で片付けてしまうのはあまりにももったいない作品です。
★★★★★
デル・トロとアンソニー・ホープキンスが出てるのに、なんで公開初日からホームシアターのような小さいスクリーンで上映していたのかはTOHOシネマズさんではないのでわかりませんが、それが残念なマーケットの実情たるものなのでしょう。
でも特筆すべきはエミリー・ブラント!
間違いなく彼女の一番のハマり役にして最高傑作。
今までの若干ビミョーな立ち位置を明らかに変えてくれるでしょう...というよりも次回作が楽しみです!
...もっとも、あと5分後に「あの女優さんの名前は?」って聞かれたら絶対覚えてないですけどね(笑)。
あ、あちなみに今日ご紹介したホテルは、ソフィア・コッポラの最新作「Somewhere」で主人公が住んでいるホテルにもなっているので、そのうち滞在しなくても中の様子がわかるようです。
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