Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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宮崎県の口蹄疫義援金について
2010.05.23
「みなさん、宮崎の事を心から考えていただき、ありがとうございます。感謝いたします。昨日、友人の肥育農家も移動制限区域に入りました。県内各地に多数の消毒ポイントがあり、農家の出入り口のみならず消石灰が撒かれ、イベントの中止など、人の動きにも制限がかかる状況です。」
これは先日僕の宮崎に住む友人が、ツイッター上でツイットしたものです。
何について言っているかは、もう説明の必要はないと思います。
すでに様々な草の根救済活動も展開されているようですし、それらはネットをはじめとしたメディアなどを等して詳細を知る事ができます。
ただ海外における災害等と違って言葉が分かるだけに、また手続きが簡単な上に入ってくる情報量も半端ではないだけに、果たして本当にどのくらい、何が、そしていつまで必要なものなのか判断に苦しむのものが多いのも事実。
もちろんそのひとつひとつが善意の元に行われていることでしょうが、むやみやたらに行動に起こしてしまうのを躊躇している人も多いのではないでしょうか。
そんな中、宮崎県がオフィシャル・サイトにおいて義援金を募っている事を知りました。
もちろんこれがベストな方法なのかはわかりません。
ただ「公的な」、「確実な」と言う意味で1つの選択肢ではないかと思えたのです。
何かを送ったり募金をするにも、その先の手数料やら人件費、送料などが下手をしたら2重に掛かるの事があるのも事実なのですから。
だから、実際問題として本当に困っている方々に直接送る事が出来ないのであるのならば、出来る限り確実に、かつ間接的な関わりを極力削いだ形が、県に対して直接義援金を送るのという行為なのかなと...
全国第2位の黒毛和牛の生産地である彼の地において、13万頭あまりの牛や豚が殺処分されるという事実は、県内ならずその影響は計りしれないものでしょう。
ちょっとわかりにくいかも知れませんが、調べたところ北海道・小樽市の人口が同じくらいなので、仮に市民1人ひとりが一頭ずつ牛や豚を飼っていたとしたら、その全てが市内からいなくなってしまう計算なのです。
だからこそ、本来なら得られるべき利益を損なう事で、そこから回りまわるはずのお金が滞るという事の意味する大きさは安易に想像できるはずです。
これは単に保証されるされないという問題以上に、中長期的にみても畜産関係者以外を含めた宮崎全体、そして関連する他県の経済に及ぼす打撃は相当なもの。
感染が終息して、保証を受ければハイおしまいという訳にはいかないはずです。
今日掲載した写真は、毎年夏に訪れる宮崎の風景です。
川縁に佇む手作りのログハウスの前に、川を塞き止めて作られた自然のプール。向こうに住む友人たちが手厚く迎え入れてくれる、ここ数年の僕の定番の楽しみであり、至福の時間の思い出。
彼らだって直接産業に関わっていないとしても、日々そのストレスは増していくのは明らかで、仲間としては1日も早い事態の終息を祈るばかりです。
なお、この宮崎県が募集する義援金においては法人税及び所得税の優遇措置が適用される事になったようです。
もちろん他にも募金活動はあるようですし、この義援金が全てだとは思いません。推奨ないしは強要しているわけでもありませんし、ましてやする事が善で、しない事が無関心だとも思いません。ただ周囲の人と話していた際に、あまりこの事を知らない人が多かったのでこのブログに記したまでです。
各人の思いや考えをツイッターやブログで発信する事も立派な支援だと思いますし、単に家族や友達と話しあう事で問題意識を高めるだけでも、その結果何らかの動きに繋がる事となるでしょう。
ただただ、僕としては大好きな宮崎を放っておくわけには行かないと言うことです。だから、少しでも力になれればと思うわけです。
以上。
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