Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Sono di Milano.
2010.06.30
NYから帰ってきて初めてのオフィスを開いたのが赤坂。
もともと青山や表参道という「それっぽい」ローケーションを避けていたので、不動産屋と一緒に「それっぽくない」物件を探していた帰り道「そういえばこんな変な物件ありますけれど見ていきますか?」と言われ立ち寄った所がたまたま赤坂だったという次第。
ちょうどマリオ(テスティーノ)がGUCCIの招聘で渋谷の東急文化村で個展を開いた際に、彼の実弟であり所属エージェント「ART PARTNER」の社長であるジョバンニから日本の拠点として契約したいと言われていた時だったので、ある程度重厚感のある物件を探していた僕としては迷わず即決。
その時の引越祝いに友達のイネス(VAN LAMSWEERDE)からもらったのが、この人の灰皿だった事すら煙草をやめてすでに10年選手なのですっかり忘れていました(笑)。
フイナムのニュース欄にも掲載されていいたので詳細は割愛しますが、品川から京急とバスを乗り継ぐこと小一時間、横須賀美術館で開催されている「ブルーノ・ムナーリ展」に行ってきました。
残念なことに展示風景を撮影できないので館内の、それも限られた場所のみだけ写真に収めてきましたが、この美術館のように建物やレストランに特色がない展覧会は折角展示が良くても紹介できない事が多く、いつも残念に思う事があります。
確かに著作権の問題や作者の意向というのもあるでしょうが、極端な話「図録」をスキャンして載せちゃえばどうにもならないのがいまや現実。驚くほど集客があって困っていないなら別ですが、少しでも来館者を増やし、ひとりでも多くの人に作品に触れてもらえるようにするというのも、この時代のひとつの考え方として議論されてもいいと思います。
小難しい話はさておき、ここに来たもう一つの目当ては併設されているレストラン「アクアマーレ」。訪れたこの日は平日の昼間なのにほぼ満席でお客さんも絶えないほどの人気で、確かに海を一望できる絶景を擁してこのお値段ならドライブの途中に立ち寄るなんて利用方法もアリかなと。
この日はミラノ生まれのミラノ育ちのムナーリにちなんで、リゾット・アラ・ミラネーゼとコトレット・アラ・ミラネーゼをすかさずチョイス。ちなみになぜこの二つがミラノの名物料理かというと、古くから経済の発展都市であったミラノでは金にちなんだ黄金色の料理が出された事に由来するそうです。あ、黒いのはイカスミですがどれも美味しかったですよ(笑)。
個人的には、週刊誌で市と遺族間の問題が取り上げられていた併設の「谷内六郎館」を見たかったのですが、残念ながら展示の入れ替えでこの日はCLOSED。作品を引き上げる可能性もあるとの事なので、改めて行きたいものです。


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