Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Nationality?
2010.07.17
趣味趣向や嗜好に思想というものは持って生まれたその人の性格もあるでしょうが、往々にして生まれ育った環境に左右されるものが多いはず。
まず一番身近な要因としては親があるでしょう。
それが良い親であれ何であれ、必ず影響を受けるもの。
そして案外忘れがちですがその家で購読している新聞なんていうのも、かなりのウェイトを占めているはず。 そりゃ朝日しか読んでこなかった子と産経しか読んでいない子ではかなりの差が出るでしょうし、逆に(他紙の購読をしない限り)比較対象がない分、自分でも気付かないうちに大人になっている人も多いはず。
もちろん国民性というのもありますよね。
例えば沈没寸前の船の乗客に海に飛び込む事を促す時に、アメリカ人には英雄になれる事を、フランス人には名誉を、そしてイタリア人には女性をちらつかすと躊躇なく飛び込み、日本人にはひと言「ほかの皆さんも飛び降りていますよ」と言うだけでいいというジョークがあるように、ステレオタイプではありますが大まかな特徴はあるもの。
先日「シスタースマイル〜」を観たときには気付かなかったのですが、この作品の監督の語り口調を聞いた途端に納得というか、どちらもガッツリ国民性が出ている事に気付かされました(笑)。
「モダン・ライフ」
上辺ではない、現在の農家の実態を見せることで安易な「ロハス」や「エコ」的な考え方に警鐘を鳴らしているかのようですが、どうも個人的には高圧的かつ誘導尋問的な監督の口調が好きになれずに終始閉口気味。
もっともあまり口数の少ない、耳も遠い高齢の人をメインに相手をしているというのもあるのでしょうが、カメラワークもナレーションも僕にはナル度が強すぎて無理でした。
被写体になっている農民の人たちの言葉にはズッシリと重みがあるだけに、ちょっと残念かなと...
☆☆☆☆☆
そういえば、その昔パリコレを取材した時に現地調達したフランス人カメラマンがいたのですが、その彼が必要なカットは撮りこぼし、どうでもいいようなカットを撮っていたのでその事を注意するとひと言「僕はカメラマンではない。ビデオ・ジャーナリストだ」と...
じゃあ最初にそう言えよみたいな(爆)。
なんだかそんな事を途中から思い出してしまいました。


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