HOME  >  BLOG

Creator Blog

石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

Boolog A Go-Go!

石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
visualconnexion.com

Blog Menu

Patriot...

2010.10.13

このエントリーをはてなブックマークに追加


「愛国心」を考える時、先頃の尖閣諸島問題においての国内(特に若者)の反応には驚かされたものがありました。別に悪いと言っている訳ではないのです。無関心だって我が国固有の文化の継承だと思いますから、何も突然変異で無関心になった訳ではなく、それ相応の手順と我々を含む彼らより年配者からの進化の経緯(結果)でしかありません。

もっとも近隣諸国と違って我が国は軍隊を持たず徴兵制度もないのですから、彼らと同じ愛国心を抱けというのは無理な話。大陸と島国、自由貿易と300年近い鎖国という全く対照的な立地や歴史も大きく影響している事でしょう。そもそも「戦争はしません。自衛隊はいますが、自分からは仕掛けませんし、いざというときはアメリカが守ってくれます。」というのが大前提なのですから...

もちろん個別にツイッターやブログなどでつぶやいた人もいるでしょうし、自分たちの周りでは熱い議論が繰り返されたという人もいるでしょう。別に憲法9条がどうのなんていう話をここでするつもりはありません。それに将来的にもよっぽどの事がない限り、年齢制限において徴兵される事もないであろう僕がとやかく言うのも気が引けるのもまた事実。

ただこの人が母国のグランプリでようやく優勝した時に、泣き崩れ全身が痙攣してコクピットから一人で這い出ることが出来なかったほど祖国に対して、国旗に対して愛着をもち国を愛することが果たしてできる日本人はどのくらいいるのであろうかと、ふと想いに耽った次第です。


単なるドキュメンタリー映画として観るにはオンタイムで青春すぎる作品。
青山一丁目のホンダビルに掲げられた大きな垂れ幕を見ては、同じ日本人として実に誇らしく思ったのを鮮明に覚えています。

気にせずに観ていたら金持ちのボンボンのワガママ放題に受け取られる事もありそうですが、彼の人柄や偉業を垣間見る事ができるはず。

そういえばあの日、僕はミラノの自宅でTV中継を見ていたのですが、あの瞬間日本にいる友達に電話をして情報収集に奔走したものでしが、今となってはネットなんてない時代の良い思い出です。

★★★★★

実際ホンダが勝とうが誰それが格好良かろうが、フジテレビが放送しようとも、彼なしでは我が国にF1が根付く事はなかったでしょう。

でもそう考えると日本人って言うのは近年ではバブルの時期が最高潮で愛国心を剥き出しにしていたような気がするんですよね。経済力にものを言わせた世界中においてのブランド品に絵画や不動産の買い漁りはもちろんなんですが、何か「どうだ!日本はスゴイんだぞ!」って言うのを見せつけていた気がするんですよ。

違った意味かも知れないし、歪んだ形かも知れないけれど、あれは間違いなく愛国心の表れだったと思うのは僕だけでしょうか?

あ、確か実家に当時恵比寿にあったMr.クラフトで買ったMP4/4と4/5のプラモデルとダイキャストモデルがあるから取りにでも行って来ようかな(笑)。

1432twit.jpg                          miyazaki_gienkin.jpg




※コメントは承認されるまで公開されません。