Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Loyalty...
2010.12.26
僕が最も苦手なジャンルとするのが日本史。
もしかしたら何度となくこのブログで書いてきたかもしれませんが、それすらも頭に入らないほど大の苦手(笑)。
年号はもちろん人の名前や細かい出来事なんてチンプンカンプンで、あれとこれが繋がって1つのストーリーになるなんていう事は皆無に等しいので、よくテレビなんかで芸人さん達が幕末マニアなんて言って騒いでいても皆目蚊帳の外。もっとも僕の場合は全般が苦手なんでもっと最悪なんですけど...
いや、それじゃあマズいのは重々承知なんですけれど、こればかりはどうしようもなく、たまに海外からのゲストがやたらと詳しかったりすると逆に聞き入っちゃたり。
それでも時代劇は大好きなのは母親の影響なんですかね?子供の頃に再放送モノを良く一緒に見ていた記憶があります。
で、不思議なことに共感できるというか、本来一番嫌いなはずの男気とか誰かのために...なんてストーリーにグッと来ちゃったりするんですよね、これが。
「最後の忠臣蔵」
桜庭ななみが爆発的にいいっ!とにかくいい!
役所広司も佐藤浩市も安田成美もいいけれど、とにかく桜庭ななみに尽きる!
まったくどこで演技を勉強したのやら、誰のためでもない、彼女のための作品。女優さんではここ何年での久々のヒットじゃないですかね、彼女...っていうか他の自称女優さん達はちゃんと観に行った方がいいですよ!
★★★★★
そして、ストーリーも見事。
架空のお話しなんだろうけれど、時代物にして、そして忠臣蔵にして派手な討ち入りシーンや戦なくして133分観るに耐えうるというのが何よりの証拠。
忠臣蔵なんて、実は今イチ理解してない僕でも最後の方なんかマジ号泣です。
片岡仁左衛門さんの大石内蔵助もちょっとしか出ていないんだけれども、物語の要というかそれありきの役どころなのでずっと印象に残るのはさすが。重みを感じました。
そして例えは違うかもしれないけれど、長い間ファッション通信やVISIONAIREをやり続ける事のできた一番の理由が、この映画に共感できた理由かもしれません。
結局は人なんですよね、人。
カリスマ性なんていう半端な単語ではなくて、その人に惚れ込めるかどうか。ブランド力や知名度なんて関係ないんですよね。この人のために頑張ろうと思える力。
残念ながら、僕にはそう思わせる力は一生備わりそうもありません(笑)。
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