Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Let's take a deep breath...
2011.01.18
昨年末にひとつ歳をとったせいかもしれませんが、最近色々と考える事が多くなった気がします。そして妙に涙腺が弱くなったというか、ふと思う事があるのです。
度々触れてはいますが、我が家は比較的長寿の家系で、祖父母も父方母方ともに91歳以上で最長で99歳で亡くなっているため、30くらいの時はあと60年なんて思っていたのですが、いざこの歳になってみるとある意味折り返しというか、結構残りはアッと言う間なんじゃないかって思い始めたんですよね...
特に先月号の文藝春秋に載っていた数々の弔辞を読んでいると、それらの贈る言葉の暖かさにジーンとするのはもちろんなんですが、幾つで死ぬにせよ、その瞬間や1時間前、もしくはその一週間前に「まぁあんな事もこんな事もあったけれど、プラマイゼロとまでは言わないにせよ、まぁまぁだったかな」って思える人生を送りたいなぁ...と言う事をふと考えるのです。
誕生日間近にコイツは絶対最後まで生き残るだろうなって思っていた高校からの親友を失った事も関係しているでしょうが、今まではこれぐらい稼いでこんな生活がしたいなぁ...なんて誰もが思うように考えていたんだけれども、結局はほんのちょっとでいいから一番最後に満ち足りていたいなぁ...なんて我が儘にも思い始めたりして。勝手ですよね(笑)。
だから決してネガティヴな意味ではないんです。
どちらかというと相当傲慢なくらい自分勝手にポジティヴな意味でそう思うんですよね、最近。
「愛する人」
良く「結局人は変われない」って言いますけど、本当なのかなって思うわけです。
もちろん360°変わることは難しいかも知れないけれど、気付く事はできると思うんですよね。
それが人の生死を伴うものなのか、自分自身や家族、そして友人の成功や失脚なのかは判りません。でも何らかのキッカケをもって心を入れ替える瞬間って言うのがあると思うのです。もちろんあからさまである必要はないのですが、本人なりに心に誓うというか留める瞬間が...
★★★★★
一つひとつのエピソードがどうのというよりも、作品を通して伝えたっかたものは何なのかという事をゆっくり考えてみたくなる作品。
感動的と思う人もいるでしょうし、全く響かない人がいてもおかしくないけれども、粛々と確実に響く人がいるのも確か。それほどに観る側の年齢や境遇によって大きく左右される不思議な映画だなと思いましたが、どちらかと言えば女性の方が共感出来るかも知れませんね。
個人的にはナオミ・ワッツとアネット・ベニングの作品では好きか方かなと(笑)。


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