Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Agoraphobia
2011.03.06
今日の映画の原題を調べた際に、書き出しのストーリーとして「PARCO」を引き合いに出そうかな?と思ったので事実関係を確認したところ、どうやら長い間かなりの勘違いをしていたようでした(笑)。
パルコと言えば渋谷を中心に全国に広がる、言わずと知れたファッションビル。
そしてアルファベット表記の「PARCO」とはイタリア語で「公園」を意味する単語なので、17歳でミラノに移り住んで以来それまで気にもしなかった名前の由来を勝手に「渋谷の公園通りにあるからパルコ」だと思うようになったのです。
ただこのブログを書くにあたって前述の通り一応ググってみたところ、どうやら
一号店は'69年に池袋にオープンし、渋谷は4年後の'73年にできたのだそう。
肝心な通りの名前も、本来は「渋谷区役所通り」だったものをオープンに合わせ
て「公園通り」と改名したというまったく真逆の展開だったのです(笑)。
もっとも、20年以上勘違いしてたので恥ずかしいを通り越してスッキリといった
ところですが、まだまだ知らない事って沢山あるんですねぇ。
あ、ちなみに今日の映画の原題は「AGORA」。
スペイン語で「広場」を意味する単語だそう。
そして井の頭通りからパルコへと続く坂も、当時のセゾングループのイメージ戦略の一貫として'75年に「スペイン坂」と命名されたそーです。
「アレクサンドリア」
うーん。
ちょっと大判風呂敷を広げ過ぎちゃった感が否めない出来映えで、'09年の作品が今頃公開されたのも何か納得。
おまけにスペイン映画なのに全編英語という摩訶不思議だし、歩き方からしゃべり方まで超現代的でガッカリというかブロードウェイのミュージカルのよう。
正直レイチェル・ワイズが出てなければ観ないだろうし、彼女が演じる実在した天文学者がうまく描ききれていないのが残念。
そして、もう一つの柱であるローマ帝国による支配下にあったエジプト第2の都市アレクサンドリアにおいてのユダヤ教と新興のキリスト教による勢力争いも知ってて当たり前的なアプローチが強すぎるので、知らない人は正直スッキリしない展開と終わり方かなと。
☆☆☆☆☆
ただ不思議なのは大して面白くない割には、2時間強あるのに退屈しなかったのは何なんでしょうか?
きっといつ脱ぐんだろう...とかそういう期待感なんですかね? (笑)。
じゃなければ二つのお話が交差しているようで、実際は大して交わらない説明がつきませんもん!
あ、最後に今までに僕から勘違い情報を聞いて鵜呑みにされていた方、別に詫びるほどの事ではありませんが、この場を借りて訂正はしておきます(笑)。
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