Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Bibide babide boo!
2011.03.28
良く手品のタネ明かしを知りたがる人っていますよね。
手品なのに(笑)。
でもそういう輩に遭遇すると、必ず思い出すのが銀座にあるとあるマジックバー。
VISIONAIREが某化粧品会社の広告やパッケージを制作していた際に、担当していた制作会社の方が昔からの常連で連れて行って下さっていた所で、カウンターが7席ほどの昔ながらの小さな、それでいてとても素敵なお店。
前座的な若手ゲストマジシャンの後に真打ち登場とばかりに出て来るマスターの手品。TVで見るような、決して派手ではないものの思わず唸ってしまう粒よりなマジックの数々に、誰しも拍手を惜しまずに場の空気が一瞬にしてひとつになる瞬間。
そして、つい自然と口にしてしまう「凄いっ!」っていう黄色い声援にすかさずマスターが応えます。
「いいえ凄いんじゃないんです。もの凄いんです。」って(笑)。
そう、おなじみの、それでいてタネは解らないし知りたいとも思わない手品も確かにスゴいのですが、これを聞くのが楽しくて僕はここに通っていたんですよね、実は(笑)。
何て言うんでしょう。
その空間に居れる事が何よりも手品みたいな、不思議な感じになるんですよね...
期待していなかったからという訳ではありませんが、とにかく素敵な作品!
まるで酔っぱらって歩いていたらセーヌの畔に売っている、別に趣味でもない絵が急に生命を吹き込まれて動き出し、あっという間にその世界に引き込まれてしまったかのよう。
80分間、ほぼ台詞のない無声映画のようですが、そのタッチが、旋律が、言葉以上に心に響きます。
★★★★★
各国の映画祭はもちろん、先だってのアカデミー賞にもノミネートされたのが納得の超実力作!
個人的な感想としては、この作品=ザ・ファイター>トゥルー・グリット>ソーシャル・ネットワーク>英国王のスピーチという評価。残すはブラック・スワンってところですかね!?
この作品を映画館で観ずして何を観るというのでしょうか?
...っていうより、そういう作品が最近続いている事をファンとして素直に嬉しく思います♪
大人であればあるほど観て欲しい作品です!!!
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