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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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2011.08.05

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ここ最近公開される新作と言えば、大人気コミックを原作としたものや旧作のリバイバルに他国のヒット作のリメイク等、産業として確立されればされるほど、出資を募れば募るほど配当を求められるわけで、リスクヘッジを徹底した傾向が見られるのは当然の事なのでしょう。

そしてその反動というべき作品がローバジェットやインディペンデントという形で登場し人々の心を鷲掴みにしたかと思っていると、また他国の大資本がリメイク権をかっさらって大作へと生まれ変わり、そしてもっとも手堅いであろうシリーズ化へとステージは移行されて行く。

いや、お金がなければ生きて行く事はできないのでこの事自体を批判するつもりはありませんし、逆に版権者にとっては最高の名誉というか、結果だと思います。それに僕みたいに映画館に足繁く通う人も多くはないと思いますので、月に一回、もしくは年に一回の映画くらいハズしたくはないと思うのが人情で、そう言う意味では大多数の観客のリスクだって回避されているわけです(笑)。

そんなシリーズものもこの夏休みに向けていくつか公開されていますが、大体2パターンに別れると思うのです。

ひとつはパート2とか3辺りまでは良いんだけど尻つぼみになって行くもの。そしてもうひとつは普遍的なものと化してしまって内容云々よりも制作される事に意義がある的なもの。寅さん然り、釣りバカ然り、そして007だって間違いなくその類い。

けれども例外的にどんどん良くなって行くものもあって、その中で真っ先に挙るのがメル・ギブソン主演の「リーサル・ウェポン」シリーズ。まぁお洒落な皆さんからは相当Booされそうですが、全4作品中で明らかに4作目が一番面白い。かといってCSの再放送なんかを見ていると最初の頃のやつも普通に面白いという僕にとっては実に希有な作品。

彼のマッドマックスなんかは逆に興味がないのですが、最近では色々とお騒がせだった彼の最新作が満を持して公開されました!


やっぱこの人はスゴい!
善意と狂気の狭間をやらせたら右に出る人はいない...っていうのは大袈裟かもしれないけれど目が左右に動き出すあたりからの何かが乗り移りそうな感じは独特。

ストーリーも役者陣も厚みがあるし、116分の長丁場を感じる暇もないくらいに濃厚。

さすが監督にマーティン・キャンベル、脚本にウィリアム・モナハンで主演がメル・ギブソン!って言いたいのですが、そこまでメジャー感を出せずにひっそりと公開されている感じが実に残念!

...でもね、観れば理由はわかりますし、逆に配給会社や上映館の英断に敬意を表します。

★★★★★

うん。
多くは語れないので百聞は一見に如かず。

是非とも劇場へGO!

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