Rebirth... - Boolog A Go-Go!（石光史明）

コンプレックスというのは誰しもあるもの...でしょう。

僕の場合は長年自分の癖毛に悩んでいて、高校時代なんかは雨が降ると学校に行きたくなくなってしまうほどでした。いや、チリチリとかテンパーって言う訳ではなくウェーブがかかっている感じなのですが、あくまでも癖なのでコントロールが利かないからたちが悪い。ただ30を手前にした辺りから通いだした美容室で「石光さんみたいな感じにしたくてお金払ってパーマ掛ける人がいるんですよ」って言われた一言で一変。

以来嘘みたいに全く気にならなくなり、あんなにストレートパーマだの癖を押さえるシリコン剤に大枚をはたいていたのが実にバカバカしく思えたものですが、もっともこれには後日談というか、よくよく考えてみれば当たり前なのですがどうやらあの頃を境に髪の毛が細くなってきたような気がするんですよね（笑）。で、当然の流れで癖も弱まり扱いやすくなったという次第。

いや、もちろん細くなったとはいえ密度は相当濃いので次の心配をするのは皆無だと思いますが、ひとつ気になるのは最近忘れるんですよね。髪を切りに行くの...

大体3週間に一度のペースで切りに行っていたのがなんと最近はひと月を過ぎた辺りでも気付かず、下手すると忙しさにかまけてふた月近くなってようやく切りに行く事もしばしば。でもこれって物忘れの問題なんですかね？それとも今まで以上に細くというか腰がなくなってきたって事なんですかね？

なんて、ついついこの人の作品を観ていたら髪の毛の事が気になってきてしまいました（笑）。

「デビルクエスト」

個人的には石川三千花さんのイラストでの毒舌髪型批評が楽しみなニコラス・ケイジですが、ここ最近の中では比較的良作かなと。

3年ほど前から債務不履行や税金の滞納が祟ってかあの手この手で返すべくあまり作品を選んでいないような気もしなくもなかったのですが、5億にも満たない倒産ででテレビ局から干されてしまうプロ野球選手がいるこの国と比べると、12億とも言われる税金の未納が世界中に知られようとも元妻にDVで訴えられようとも作品に出続けられるのはトップスターの証なのでしょう。

そう考えるとこの国は敗者に対してちょっと厳しいというか、正確に言えばやり直す事に対してとても寛容ではない国なのかもしれませんね。

★★★★★

まぁ絶賛するほどでもありませんが、何も都内で一館しか公開されない理由も見当たらない作品。

スカスカという人もいるでしょうが、最近は逆に壮大過ぎてわかりづらい作品が多い事を考えれば、夕方4時くらいに再放送されている時代劇の名作を眺めている感じが結構好みかも。

明らかに長さも量も前作よりも増したニコラス様の頭髪。

今週末から公開される作品ではどうなっているのかが気になります（笑）。

あ、ちなみに僕のカットのサイクルですが、次回からはお店の人にツイッターでメンションして貰う事になりましたので、後はそれを見たのを忘れないようにすれば大丈夫...でしょう。