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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Are you Michael? Angel?

2011.09.14

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不思議と人間は歴史に名だたる絵画に謎目いたものを求める傾向が強いようで、やれ目の中に文字が隠されているだとか、ここからここまでの距離のや比率が一定の数式のもとに成り立っているからどうだとか、とにかくその謎解きには余念がない。

モナリザのモデルが実は男だったとか誰だったなんて事を持ち出してはテレビで特番ができるくらいなのだから実に面白い。

いや、馬鹿にしてる訳ではないのです。
単純にもし単にダヴィンチがある女性(あるいは男性)と一発やりたいだけのために絵を描いて、それが後世で尾ひれがついただけだとしたら滑稽だと思いませんか(笑)? 

 ただ名画ゆえにそれを所有していくことによって翻弄される人々の運命は、洋の東西を問わず同じなようです。


かなり早い段階でネタバレするも、きちんとしたお話と展開で最後まで観る人を惹き付けます。

オーストリア映画という事や本来の時代設定であればもう少しシリアスな映画だと思ったのですが、なかなかどうしてユーモアな面も随所に散りばめられていて飽きの来ないのも好印象。 

★★★★★

ちょっと邦題だけの印象で勇み足を踏むと肩すかしを食らった気にもしますが、その分じっくり魅せてくれます。

何か中学の頃にはじめて買ったビデオソフトの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 」を思い出してしまったのは僕だけでしょうか。 ヨーロッパとアメリカの差はあれど、古き良き優雅な時代に生きた粋な大人たちの想いが伝わってくるような作品でした。

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