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石光 史明VISUAL CONNEXION C.E.ONY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪visualconnexion.com

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石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O

NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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あなたはVISIONAIREを知っていますか? <40>

2011.09.15

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それまでも出版物という枠の中の概念を取り除くかのように様々な角度からのアプローチを試みてきたVISIONAIREですが、初めて音を取り入れたのがこのNo.25。

17号のBEAMSから始まり、Louis Vuitton, Prescriptives, Comme des Garcon や Gucci と言った蒼々たるブランドとのコラボレーションが続いたある意味第一次黄金期とも呼べる時代でしたが、記念すべき25号目であったこの号では、一切のスポンサードを排除した形で原点に戻ったのでした。

そのタイトルはVISIONAIREという造語の語源のひとつでもある「VISIONARY」。

レコードジャケットと同じサイズに納められたこの号にはテイ・トウワさんが屋久島で録音したフィールドワーク音である「A MORNING OF YAKUSHIMA」と、書き下ろしである「INCENSE」という二つのCDをミックスして一枚のCDにしたものが作品として提供されています。

実はこのコラボレーション、そもそもテイ・トウワさんからの依頼で当時の新作であった10,000枚限定の「VISIONARY SOUND TRACK」(East West Japan) のパッケージデザインをVISIONAIREに依頼された所から始まるのですが、実際の商品パッケージでは前述の通り2枚の異なる音源(CD)が入ったパッケージなのですが、VISIONARYに納められた作品にはこの2枚を一枚に重ねてミックスされたものが提供されているのです。
towa.jpg
写真は右上から反時計回りで商品パッケージである二枚組のVISIONARY SOUND TRACK、VISIONAIRE No.25 "VISIONARY"に納められたミックスされた特別版。

そして中央にある赤いレーベルのものが、実は300枚限定で制作されたスペシャル・サンプラーで内容的にはVISIONAIRE No.25 "VISIONARY"のものと変わらないのですがレーベルのデザインとパッケージングが異なるというもの。

ちなみにいずれのイメージもInez Van Lamsweerde & Vinood Matadin によるもの。中身が同じなら何でも良いじゃないかという方にはチンプンカンプンな話しですが、そうでない方にはスペシャル・サンプラーが気になる感じかなと...

あ、もちろん二枚組のVISIONARY SOUND TRACKにも通常のPROMOTIONAL COPYは存在します(笑)。

1432twit.jpg the_store.jpg




この<あなたはVISIONAIREを知っていますか?>の過去の記事はこちらからまとめてご覧頂けます。

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