Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Mistic Travel Guide to Izumo (1)
2011.11.14
この季節カレンダーに目をやると、10月のところに「神無月(かんなづき)」と記されているものがあるはず。
子供の頃に学校で教えてもらったと思いますが、昔から10月には日本中の神様が出雲に集まる、つまり各地の神社から神様がいなくなるから神無月...と、ここまでは僕も知っていたのですが、彼の地、つまり出雲だけは集まった八百万(やおよろず)の神様がいるから「神在月(かみありづき)」と呼ばれているんですよね。
たまたま友人が経営するバーで隣に座った神職の免許を持っている方から教わったのですが、その神秘的な響きはもちろん、以前から行ってみたいと思っていたので早速その晩家に帰って余っているマイルを使って予約をして実際に旅したのが先月の事。
思い立ったが吉日なのは違いなかったのですが、実は本来の「神在月」っていうのは旧暦の10月事を指していて、その旧暦の10月10日から17日までの間、今年であればカレンダーの11月6日から12日まで出雲大社では「神在祭」と称して神々を迎え入れるという事実に気付いたのが翌朝の事。ただ千載一隅にしてこのチャンスを逃すものかと、そしてこれも何かのご縁という事で、10月とは別に改めて飛行機の予約をしたのですが、全国津々浦々からの参拝客によってほぼ満席状態だったので、仕方なく朝イチ便での日帰りをチョイス。
そしていざ旅立った先月の出雲参拝だったのですが、出雲大社(本来は「いずもおおやしろ」と読む)はもちろん、近場や隣の松江市まで足を伸ばしていくつかの神社をお参りに行った甲斐があったとても素晴らしい旅だったのですが、もっともっと訪れてみたい神社がたくさんあったのと同時に、交通の便の悪さ(電車もバスも1時間に1本程度)で思うようにお参りできなかったという事もあって、帰宅して急遽11月の日程を当初の日帰りから2泊3日の旅へと変更。もちろんレンタカーの予約も忘れません(笑)。
そうして改めて出雲へ旅立ったのが先週の水曜日。
本来の目的がお参りなのと、前回の旅で要領を掴んだので今回は楽天トラベルで予約した一泊5千円の出雲市駅前のビジネスホテルをチョイス。近場にも有名な玉造温泉などの温泉地もあるのですが、なにせ近場と言っても距離があるのでお参りメインには不向きかなと。それに出雲大社周辺の宿で温泉が付いているところは皆無で、前回宿泊した「ますや旅館」さんが唯一と言っていいくらい。でも周りに何も(コンビニすら)ないので、夜更かし組には正直不便なところ。
そう考えると前回一泊で行ったのも偶然ではなく、今回ための下調べだったんだなと思えるくらいで、実際駅前には日帰り温泉があるので、ホテルの内容がどうであれサウナもあるので時間を気にせずお参りや観光した後にここに入ってさっぱりして近くで夕食を食べて、コンビニで寝酒でもゲットして寝てしまった者勝ち的な(笑)。
しかし何で地方の小さい街の食事処や飲み屋っていうのは外から覗けないようになってるんですかね?店構えに自信がないのか、ぼったくりなのか判断に困るんですよね。丸見えである必要もありませんが、せめて少し位は様子が見えないとお腹の減り具合だけでなく懐と相談する事もできない。ちなみに僕が入ったのは外からも覗く事ができた駅前ローターリーから2分ほどのところにある「とらこ」。
市内でも珍しい沖縄料理を揃えたお店ですが、マスターもママさんも地元の人で「都会には普通に沖縄料理を出す店があるんだから、ここにあってもおかしくない」という理由からだそうで、おまけに大の阪神ファンなので店内にはグッズが。BGMはこの地出身の竹内まりやが頻繁にかかり、理由はもし本人がこっちに帰って来て立ち寄る事があったら(自分の曲がかかっていたら)嬉しいかと思ってという実にカオスなお店。
僕はと言えば細かい事は気にせずに(多分)日本海で捕れたであろうお刺身に、この日はノドグロの煮付けを地酒の熱燗で頂きましたが(笑)。隣に座った近くの大きい現場に来ている監督さんと意気投合して飲み交わすも、翌日の本番に備えて11時前には退散。なかなかオジさんになったなぁ...なんて思いつつ、気付けばベッドでバタンキュー。
明日は「神在祭」の模様からお伝えしたいと思います。



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