Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Not McCartney...
2011.12.20
あれは高校1年の頃だったと思います。
フイナム読者の大半の方は?だと思われる「サタデーナイトは!せーの!オールナイトフジっ!」のコールでおなじみの土曜の深夜番組を見ながら親友と電話で会話していた時の事。
いつもなら遊びに出ていてもよさそうなタイミングでしたが、その時はたまたま家にいたのか早々に帰っていたかで件の番組を見ていたのですがその途中、おなじみのコーナー的なノリで「UFOを呼ぶ」企画(今で言うなら矢追さん...あれ?もしかしたらあの時も矢追さんだったかもしれませんが)を見ていた時の事。
僕の記憶では普通に呪文のようなものを唱えているのを横目で話しながら「これでUFOが来たら世話ないよな」なんて低俗な会話を交わしていた次の瞬間、あっという間に記憶がブラックアウトしてしまったのです。
原因は何であれ、いわゆる金縛りを経験した事のある人ならわかると思いますが、まさにあんな感じ。ただ決定的な違いはこの時は起きていたという事。どのくらい時間が過ぎたのかは不明ですが、気付いた時にはあまりの事にビックリしていたのは覚えています...
いや、まぁ単に寝オチしてたって言えばそれまでなんですけどね(笑)。
「宇宙人ポール」
一部の劇場では17日(通常は23日)から公開している本作ですが、とても良質なコメディーというか、とにかく気品というか上品なユーモアが溢れている作品。
どんなに汚い言葉を使おうと、どんなにハチャメチャだと感じたとしても、根本にある礼節のようなものを感じられるところが◎。もちろん、単なるアメリカンお馬鹿ムービーというくくりでも問題ありませんが百聞は一見にしかず。その差は明らかだと思います。
イギリス人がアメリカの田舎を旅するっていう設定が効いてるんでしょうね(笑)。
★★★★★
そもそもSci-Fiものには全く興味のない自分ですが、そんな僕でもここまで楽しめたという事は、細かい所まで元ネタに精通している人であれば相当楽しめるはず!
でも何がスゴいって別に自分が作ったわけでも出演したわけでもない映画に対して、ただ好きってだけでオマージュ的なシークエンスを作ったとしても、それを許容する配給会社がいて、理解出来る観客がいるっていうシチュエーションは、映画そのものが一大産業として成立しているか否かなんだなと思ってしまうわけです。
だって東宝系の映画で寅さんや浜ちゃんのパロディーやるなんて考えられないと思いません(笑)?
文化の厚みってこういう所にでるんだろうなぁ...って考えさせられてしまいました。 あ、でも単純に面白いのでこの連休、年末にリラックスして観るにはオススメの作品ですよ!
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