Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Who's bad?
2012.01.30
英語で言うならば "Based on real story" 的な...
その中には例えば127時間のように本当に残された映像に忠実に再現したものもあれば、アニマル・キングダムのように80年代に実在した家族をモチーフにしつつ物語を描いたり、そこから大きく脚色しているものもあるでしょう。
ちなみに僕が127時間を昨年の年間ベスト20に選ばなかったのは、ジェームズ・フランコの演技や作品自体が素晴らしいのはもちろんなのですが、そもそも実在するモデルがスゴいというのが前提だとすると、年間を通して他の作品と比べた際に、本来自分が好きな映画の在り方からは少し外れるのかなと思いあえて選ばなかった次第。
いや語弊がないように補足するなら迫真の演技だったことは認めますし、当時のブログを読んでもらえればその事は伝わるはず。 ただそれよりも脚色部分が多い方が、より想像力を掻き立てられ、エンターテインメントとして楽しむにあたり(ドキュメンタリーは別)個人的には重要な要素のかもしれません。
でもいずれにせよ実話に基づいてれば何でも素晴らしいかって訳でもなく、今日の作品がまさにそんな感じかなと...
「デビルズ・ダブル」
う~ん。
正直わざわざ映画にする必要があったのかな?
体制に対しての批判や暴露ならまだ解るのですが、すでにアメリが軍によって殺されてしまった人間の狂気を暴露されてもなぁ...って感じ。これ以上に狂気に満ちていたり残忍な事って他の映画や現実でもある事だろうし、例え実話ベースだとしても、想像通りというよりも(大人の事情はあるにせよ)想像したのより大人しめ...って感じで、個人的には何も引っ掛かるところがありませんでした。
☆☆☆☆☆
正直な話し、影武者だった人が当初パスポートの問題で日本に入国出来なくてニュースにでもならなかったら見落としてたかなと...
どうせならサダムのダブルの話しが観たかった(笑)。
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