Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Being brave...
2012.06.14
良く育ちが良いとか悪いって聞くと、まるでお金持ちの家に育ったか否かみたいに捉える人がいるのですがそれは大きな間違えだと思うのです。裕福な家の子供でもお箸すらちゃんと持てない人もいれば、そうでなくてもキチンとした振る舞いができる子もいます。
だから思うに「育ちが良い」というのは、親(もしくはそれに代わる誰か)がどう育てたか、どう教育をしてきたかという事だと思っていました。
でもこの映画を見たことによって、それらの要素以上に子供自身がどう育ちたいか、一人の人間がどうありたいと自らが思った結果、やがてそれが自然な形で家族に連鎖し、またその家族一人ひとりの同じ思いが同じ形で自分にも連鎖していく課程が人を育てるのだなという事を気付かせてくれるでしょう。
なんと、3作品連続の実話モノ!
でもどれ一つ取っても似通うことがなく感動を与えてくれるのは実話ならではしょうし、恩着せがましくないというか変にお涙頂戴的な要素がないのがいい。
このお話も主人公のガッツだったり周囲の人たちの思いに自然と涙することはあっても、決して感傷的でセンチな涙を流す事はないでしょう。
★★★★★
ハワイ・カウアイ島という土地柄だからこそというのもあるのかなと。これが例えばマイアミだったらまた違った展開になっていた事でしょう。
そう考えれば考えるほど、育った環境の良さというのが大きく左右する事は明らかですが、仮に逆境の中にいてもそれを乗り越える事ができる家族や仲間の絆こそが、一人の人間を形成して行くのは明らかで、だからこそ、人には(特に子供には)真摯に向き合うべきだと言うことを肝に銘じさせられた気がしました。
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