Boolog A Go-Go!
石光 史明
VISUAL CONNEXION C.E.O
NY発のヴィジュアル誌、VISIONAIRE<ヴィジョネアー>の日本総代理店を営んでいますが、最近はもっぱら映画鑑賞家として「つぶやいて」います。昨年は自腹観賞232本! 今年も観まくるぞぉ~♪
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Miss ya...
2012.06.12
先日ツイッターのTL上で目に留まったのが、たまたま小学校の前を通ったフォロワーさんが校庭から聞こえたであろう子供たちの声を耳にしてその光景を「甘酸っぱく感じるもその頃の記憶がほぼ無い」...というつぶやき。
なぜなら自分はほとんど覚えているんですから(笑)。
いや、もちろん一分一秒を覚えているわけじゃないし、友達から何かを言われて「え?そんな事あったっけ?」って事は普通にあるけれど、友達と話した事、言ったこと言われたこと、先生の話などかなり鮮明に覚えているから「ほぼ無い」っていうのにビックリしたというか、自分にはない感覚だなと... 実際それ以降も今に至るまであまり忘れるという事がないので逆に他の人はどうなんだろうと思ってもみたり。
飲んで記憶がなくなった事も正直ないし...
もちろん楽しかった事はずっと楽しい思い出だし、とは言え嫌なことをずっと根に持っているというわけでもなく、ただ記憶の片鱗として記号のように残っていたり。
でもそれら全てがなくなってしまったらって考えると、暗闇の中に放り込まれたような感覚というかある意味恐怖を感じるのは僕だけではないはずです。
だって良いときも悩めるときも、それが僕の人生なのですから。
「君への誓い」
別にこの映画のようなケースでないにしても忘れるって言うことは、もう存在そのものがないんだなっていう当たり前なんだけれども何とも言えない事実に愕然としつつも、かすかな希望をつなげてみたり...
逆に単に誰かと離ればなれになったりした時に、人はいつまでその記憶を保ちたいと思うのでしょうか...
★★★★★
人を愛するとか、許すとか、信じるとか必要とするとか...
でも自分の感情の中にそのどれかひとつでも受け入れる事ができるのであれば、その他の気持ちも、きっと動かす事ができるでしょう。
でももしそういう事が起こるのならば、この映画の主人公のように、右手を差し出して「初めまして!」ってニッコリと笑える人でありたいのかなと。
うん。とても良いお話。
最後のショットは別として...
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