California Love
小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。
www.countyline.jp
inspirationla.com
さらば愛しのカリフォルニア
2011.08.18
帰国が決定した。
思い返せば19年前、大志などこれっぽっちも抱かずに渡米した。
青森で暮らす両親には「ちょっとアメリカに行ってくる」と言い残し、たばこを買いに行くような素振りで家を出た。
こうして、田舎の両親は「すぐ帰ってくる詐欺」の被害者となった。
もちろん、当の本人も19年も住み続けることになるとは夢にも思わなかった。
話しが逸れた。
カリフォルニア生活がもうすぐ終わる。残された時間はあとわずか。
カリフォルニア生活に未練はないか、と問われれば、大ありだ。
人生の半分を過ごした場所だから、思い入れも深い。
だが、帰国にはとても前向きだ。目の前に大きなビジネスチャンスが舞い降りたからだ。
乗るか反るかの二者択一、乗らない手はない。
新しい仕事はアパレルのショールーム。名前は「County Line」に決めた。
カリフォルニアで通い続けたサーフポイントから名前を拝借した。地元のローカルサーファーにも名前を拝借する旨を伝えた(伝える必要はないけれど、何となく)。
新天地は東京・恵比寿に決めた。取扱ブランドとの交渉も順調に進んでいる。取扱ブランドの詳細については改めて紹介する。強力な布陣になること間違いなし!
今後の活動拠点は日本になるが、アメリカとの繋がりが途絶えることはない。年に何度もカリフォルニアに行く(予定)。アメリカで毎年2月に開催されるヴィンテージイベント、INSPIRATIONの仕事も引き続き行っていく。
このブログを通じて、County Lineの近況報告、INSPIRATIONの動向、アメリカのファッション、ライフスタイル情報を引き続き発信していきます。
カリフォルニアを離れても、心はCalifornia Loveです。