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小嶋享County Line Showroom代表元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。www.countyline.jpinspirationla.com

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小嶋享
County Line Showroom代表
元フリーライター、現在「County Line」ショールームの管理人。19年ぶりの日本に戸惑いながら、恵比寿にアメリカンスタイルのショールームをスタート。毎年2月にカリフォルニアで開催されるヴィンテージファッション・イベント「Inspiration」のメディアディレクターも兼務。

www.countyline.jp
inspirationla.com

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おっさんと花

2011.10.05

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ピンポーン。

展示会初日、午前9時30分。ドアを開けると、花キューピットの配達おじさんがそこに立っていた。

「北海道のモンゴル様からお花が届いております」。

受取印を押して、花を受け取り、それをテーブルの上に乗せて、しばらく眺める。

「おっさんからおっさんへ、お花の贈り物」。
IMG_9067.JPG

文字にするとキモチワルイが、予想外の出来事に感動してしまった。ショールームオープンのお祝いに北海道の友から贈られた花。モンゴル人のような風貌から"モンゴル"というあだ名がついた「北海道のモンゴル様」。アメリカ時代の悪友で、アメリカ一周の旅を共にした親友。顔は毛ガニのようだが、心(ハート)はとても繊細。この場を借りて、"北海道のモンゴル様"に一言。

「素敵なお花、ありがとう。そして頑張ります!」

サプライズに気を良くしたところで、『COUNTY LINESS2012』の展示会がスタート。悪天候にも関わらず、多くのお客様がショールームを訪れてくれた。

本日、展示会に足を運んで下さった方々、誠にありがとうございました。


お客様のアポイントメントが一段落し、ホッと一息付いたその時。

ふたたび、ピンポーン。

展示会初日、17時00分。
ドアを開けると、見慣れた佐川急便のおじさんがそこに立っていた。

「スタンダードの松下様よりお花が届いております」。

何やらでっかい箱が一つ。受取印を押して、大きな箱を受け取り、中身を確認する。箱の中には背丈1.2mの立派な観葉植物。テーブルの横に置いて、しばらく眺める。

「おっさんからおっさんへお花の贈り物パート2」。
IMG_9065.JPG

敏腕編集者で、地元の人間よりもロサンゼルを知り尽くした男、通称、"まっつん"。多いときで年に8回もLAを訪れ、東京でもでかいアメ車に乗り、日本にいながら"一人カリフォルニア生活"を満喫する親友。この場を借りてまっつんに一言。

「すてきな観葉植物ありがとう。植物もショールームも大切に育てます」。


1日に2回もお花を貰うのは人生初めてだ。しかも差出人は二人ともおっさん。おっさんからおっさんへ、お花の贈り物。おっさんからもらう花も悪くない。

County Line展示会はまだまだ続きます。来週も、再来週も。