履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日のメインイベント@ラスベガス
2008.12.12
「ボクシングの本場ラスベガスで活躍したい」そう考えるアジア人ボクサーは多い。日本の長谷川穂積もそうだし、かつて辰吉丈一郎もそうコメントしていた。そんな夢を誰より早くかなえたのが、フィリピン出身のマニー・パッキャオ。エリック・モラレス、マルコ・アントニオ・バレラ、ファン・マヌエル・マルケスといったメキシコの英雄たちを撃破し、トップ戦線で活躍するボクサーに成長。そして今回対戦するのは6階級を制覇したオスカー・デラホーヤ。バルセロナ五輪の金メダリストから常にエリートロードを歩んできたきたスーパースター。フライ級(50.8kg)からスタートしたパッキャオに対し、最重量タイトルはミドル級(72.6kg)のデラホーヤでは体格差がありすぎるのでは?というのが戦前の予想だったけど、実際にはパッキャオがスピードと手数で圧倒。デラホーヤは9回開始の前にギブアップしてしまった。この試合のチケットは、かなり高かったけど、クローズドサーキット(日本で言うところのパブリックビューイングのような感じ)が各ホテルで開催されていて、そちらは40ドルくらいからあったんで、マンダレイベイの会場でこの試合を観戦。ラスベガスは地理的にもメキシコ系住民の多いところだけど、会場内はフィリピン人が優勢で、パッキャオのパンチが当たるたびに凄い歓声でした。ボクシングの世界でも時代は確実にchangeしているようです。
試合の行われるMGMグランド以外にもMGMミラージュグループのホテルでクローズドサーキットが行われていました。
会場内はこんな感じ。
パッキャオの勝利に喜ぶフィリピン人女性。
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