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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のレース@ラスベガス

2008.12.11

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ほぼ毎日走るようになったのは去年の11月のこと。NIKE+の登場が大きなきっかけだったと思う。無謀にもそれから一ヶ月で初のハーフマラソンに出場することに。それも海外で。ラスベガスマラソンは、著名なホテルが建ち並ぶ通称ストリップ、ラスベガスブールバードを走ることができる魅力的な大会。翌週のホノルルマラソンと比較すれば日本からの出場者は皆無に近く、航空券やホテル料金も通常とおりなのも選んだ理由のひとつ。ランニングに関しては無知で、コンディション調整など全く考えていなかったので、本来なら休養するべき前日にショッピングのために12kmほど歩いたり、10km走りこみしたりと、今考えるとメチャメチャ。睡眠も時差ボケのために2時間しかとれず、結局初のハーフマラソンは2時間18分台に終わる。あれから1年。ハーフマラソンのベストタイムは4月の行田鉄剣マラソンで記録した1時間58分37秒なので、今回の目標は自己記録の更新。結局今年も睡眠時間は2時間弱(スタートが朝6時というのもあって)だし、前日はH&Mの入居しているタウンスクエアモールやナイキのアウトレットでショッピング三昧&とあるビッグイベントを観戦。だけど体調は去年よりも全然良好。前半抑えて、体が暖まってからはペースを上げ、残り3kmをkmあたり5分で走ろうとした矢先に左足のふくらはぎが痙攣。初めての経験だったのでそのまま走るが、かなり危険な状態になったので、一瞬立ち止まって自分でマッサージしたあとに、ランニングを再開。心の中で「神様お願いします」と祈りながら、何とかゴール。1時間58分24秒だったんで、自己記録をわずかながら更新しました。

ゴール後には、マッサージの無料サービスがあったので、列に並ぶと意外と早く順番が回ってきて、ジェシカ・シンプソン似のお姉さんがおいでおいでのポーズ。心の中でガッツポーズすると、その手前のファツマ・ロバ(アトランタ五輪女子マラソン金メダリスト)似のオバサンも準備完了とのことで結局そっちへ。これが超ヘタクソ。「踏んだり蹴ったりだな」と思っていると、さっき痙攣した左足ふくらはぎがいきなり痙攣。「足がつった!!!!」マッサージテントに響き渡る日本語。知ってる人は知ってると思うけど、小生、漁師や木こり並みに声が大きいのです。他のマッサージボランティアは何事かと、テント内はザワザワ。対処法を知らないロバ似はオロオロするばかり。そこに登場したのがポール・マッカートニー似のインストラクター。彼が足首をかかと側に倒し、それに抵抗するようにとの指示があり、それを実行すると痙攣は徐々に治まる。ところが右足をマッサージしてもらっていると、さっきまでなんともなかった右足のふくらはぎも痙攣。「こっちもopposite!!!!」わけわからない日英混合の叫び声。今度はインストラクターは面倒みてくれず、ロバ似が対処。ところが足首をつま先側に倒そうとするので、痙攣は治まるどころかひどくなるばかり。ようやくインストラクターが登場して痙攣は治まったけど、マッサージが終わったとき、「どうだった?」って聞かれたんで、「もっと修練したほうがいいよ」とハッキリ言っときました。ナイキタウンでもマッサージサービスがあったけど、こっちは本当に上手だったなぁ。ちなみにナイキタウンのランニング担当の女性スタッフは、塩分不足を理由に挙げてたので、今度B&Dスポーツにランナー用の携帯塩を買いに行こうかと。本当に笑い事じゃないくらい痛いんで。

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前日のエキスポにて

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スタート前は各自入念なストレッチ

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コースの一部となったラスベガスブールバード。これは前日夜の画像。


ゴール後はスペースシートと呼ばれる銀色のシートを身体に巻きつけ、体温低下を防ぐ。

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