履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2009.02.10
スエードシューズはデニムを始めとしたカジュアルなボトムにもコーディネイトしやすいから1足あると便利です。このシューズはロンドンで購入したNEW&LINGWOODのハーフブローグ。バーリントンアーケードの入口にあるここの店は、紳士靴のポールセンスコーンを傘下に治めていたので、インソールの刻印を除いては、ほぼ同一と考えていいでしょう。ここで靴を見ていて気になったのは、他よりも明らかにグレードの高いシューズが飾られていて、それを手にすると、店員が「それいいでしょ?エドワードグリーンで作ってるからね」と言ったこと。そのあとにいったFOSTER&SONSでも既製品はエドワードグリーン製でした。今から16年ほど前は、エドワードグリーンはブランドというよりファクトリーの要素が強かったですね。あとクロケット&ジョーンズとかも。普通のイギリス人は、チャーチは知ってても、この二つのブランド名は知らなかったです。このスエード靴は多少毛羽立ちが目立つ程度で、16年経った今もほとんど痛んでないです。この靴を履いていったのは、
イタリアのモザイクタイルのトップブランドBISAZZAのショールームのオープニングレセプション。このブランドはヨーロッパの上流階級なら知らない人はいないという存在で、著名なホテルのバスルームにも使用されています。住環境にあまりこだわりを持たない小生でも、ここんちのタイルの美しさには魅了されます。詳しく知りたい人はココ。ちなみにショールームの場所は南青山のvelourの上です。
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