履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2009.05.10
海外から日本にやってきたスニーカーフリークが日本を羨ましがることのひとつが、コンバースのラインアップの充実ぶり。本国アメリカでもアイテム数はそんなに多くないし、毎シーズンのテーマに沿ってクリエイトされる日本のコレクションと比べるとインパクトもないし...。そんな日本のコンバースの企画力の集大成ともいえるのが「Addict」と呼ばれるスペシャルモデル。アウトソールに耐久性とグリップ性に優れたビブラム社製ラバーコンパウンド、ライニングにいかなる気温でも快適な履き心地を提供するアウトラスト、インソールにはクッション性に優れたロジャース社のポロンetc.といった高機能スペックを'60年代モデルを思わせるスリムなシェイプに組み合わせています。
第一弾は写真のナチュラルキャンバスとブラックレザーが去年リリースされ、今年は田村さんが紹介しているカモフラージュパターンも登場しています。通常のALL STARと比較すると何倍もの価格だけど、コンバースフリークには、それ以上の価値があると思います。
パッと見は普通のオールスターなんだけど、コダワリがハンパないです。
アウトソールはビブラム社製のラバーコンパウンドを使用しています。
「Addict」は「中毒」とか「依存する」という意味だけど、'80年代の洋楽に「Addict」していた世代にはロバート・パーマーの「Addicted to love」を思い出します。邦題は「恋におぼれて」これはいい邦題の付け方の見本。悪いっていうか、笑っちゃうほうの典型はローマンホリデーの「Don't try to stop it」。邦題は「俺らはハリキリボーイ」。ある意味ネーミングした人の才能を感じます。PVを見るとハリキリボーイって感じがしないわけではないけど。
テレビ神奈川のファンキートマトとかで見てたなぁ。懐かしい。シャーリー富岡(マイケル富岡の姉)がVJでしたね。
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