履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2010.09.06
2000年代中期のスポーツシューズを履いているここ数日、この日履いたのはニューバランスのM2001。リアフットにN-ERGY、フォアフットにABZORB SBSを搭載したクッショニングに関しては他の追随を許さなかった1足でした。久しぶりに履いてみても、最近のシューズと遜色ない。あとフィットがいいので、見た目よりも重くないのもいいですね。
名作だと思います。このシューズの前作のM2000が短命だったのに対して、このM2001は最近までカタログに掲載されてたのも納得の機能性ですね。
このシューズを脱いだときにアウトソールを見ると所々に赤土が。すぐに2003年にこのシューズを履いていったハワイ旅行のことを思い出しました。ハワイ特有の赤土はアラワイゴルフコースそばの芝のエリアを走ったときに付いたものです。この旅行のときは、街歩きからジョギングまで、ほとんどこのシューズ1足で対応してました。ビルケンシュトックのボストンとオールドネイビーのビーチサンダルも持っていったけど、ほとんど履かなかったなぁ。M2001が快適すぎて。
このシューズのいいところは高級デパートのニーマンマーカスとかに履いて行っても、スタッフが「そのスニーカー200ドル以上するんだよね!?」って知ってる人が多かったこと。アメリカの場合、ショップのヒエラルキーが結構厳密にあって、その垣根を越えてショッピングをすることはあまり多くないから、場違いな人が来店すると、露骨に嫌な顔する店員も少なくない。まさに足元を見る感じで。K.MARTで普段買物してる人がニーマンマーカスでショッピングするようなことはまずないですね。だからニーマンマーカスにラルフローレンのパープルレーベル見に行ったときもM2001を履いてたから、ちゃんと接客してくれたような気がしました。おかげで沢山買物しすぎましたが...。
MR2002がM2001の後継として現在ラインアップされていますが、「買わなきゃ、買わなきゃ」って思いつつ、なかなか行動に移せない。やっぱり35700円っていう価格が躊躇させます。それと、自分の現在の走力とシューズの特性から判断すると、ランニングで履くことはありえないっていうのと、グレーのトーンがちょっと濃いかな。展示会で最初に見たときはカッコイイと思ったんですけどね。
リアーナだけでなく、彼女もバルバドス出身なんですね。悲しい歌詞ですけど、ホントイイ曲。ドミニカ共和国の女性も美人だけど、バルバドスも美人が多い。カリビアン好きにはたまらないですね。
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