履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2010.09.19
スポーツシューズにおいてナイロンメッシュアッパーといえばランニングシューズのイメージが強いですね。それはサイドサポート性が必要なバスケットボールやテニスといったスポーツでは横方向に対する強度が充分でなかったからです。アディダスのロッドレーバーのような例外はありますが。
通気性や軽量性を損なうことなく、サイドサポート性も兼ね備えた最新アッパーテクノロジーが、ナイキの「ハイパーフューズ」です。これは3層からなる素材を特殊技術によって一体化することで、メッシュ素材にかつてないサポート性をミックスすることに成功したテクノロジーです。そんなテクノノジーを採用したバスケットボールシューズがZOOM HYPER FUSE。このテクノロジーのメディア向けカンファレンスのために平野さんとNYへ6月に行ってたわけですが、このシューズを履いてテストする機会もあり、その優れた通気性と軽量性、そしてサポート性を体感することができました。日本に帰ってからはバスケットボールはやらないので、マシントレーニングやフリーウェイトの際に履いてますが、快適ですね。ベストギアやモノマガジンで、このイベントの模様はレポートしたので、あえてblogでは紹介しませんでしたが、このシューズを履いたケビン・デュラントの活躍もあって、アメリカがバスケットボールの世界選手権で16年ぶりに優勝したので、取り上げてみました。
ZOOM HYPER FUSEを履いてストリートバスケットボールの聖地、ハーレムのラッカーパークでプレイ。平野編集長の雄姿を見よ!!!(あえて昔のBOON風に書いてみました)
アメリカ代表として世界選手権で活躍したケビン・デュラントも発表会場に。彼の活躍もあり、アメリカは'94年以来、久々のタイトル奪回。
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