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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のB級グルメ@台北

2011.05.18

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「台湾が災害で困っているときに、いつも日本が真っ先に助けに来てくれるから」これは今回の日本の災害に対し、募金をしてくれたある台湾の方のコメント。チャリティー番組『相信希望 Fight & Smile』なども放映され、台湾だけで集まった募金はなんと100億円を超えた。以前より親日家が多いことは日本でも知られていたが、「ここまでとは...」と思った人も少なくないだろう。自分自身はサラリーマン時代にアジアパシフィックやグローバルミーティングで台湾の人々と接する機会も多かったので、なんとなく親日の人が多いのを感じていたが、台湾の土を踏んだのは21年前の一度きりで、それも一泊。台湾のことを理解してるとは言い難い。ビジネスとプライベート合わせて30回以上渡航し、関する書籍を数百冊読んだ、もうひとつの隣国の韓国とは大違いである。
「台湾のことを知りたい」急にそう思い、21年ぶりに台湾の土を踏むことになった。


もちろん、シリアスな面だけでなく、B級グルメを楽しむことも今回の旅の目的のひとつ。台湾といえばなんといっても屋台料理。牛肉麺(ニューローメン)、魯肉飯(ルーローファン)あたりは自分も知ってましたが、台北でも屈指の夜市である士林夜市を歩くと、見たこともない食べ物がいっぱい。なかでも閉口したのが、香港のモンコクあたりにも屋台がある臭豆腐(チョウドウフ)。発酵した豆腐の塩漬けなんですが、その強烈な匂いは「気絶するんじゃ?」と思うほど。日本のクサヤといい勝負です。とにかくお腹が空いたので、お客が沢山入ってる屋台で牛肉麺と魯肉飯をオーダー。まず発泡スチロールの小ぶりな容器に盛られた魯肉飯をいただくと、これが美味い。量が少なめなこともあって、牛肉麺がサーブする前に完食。「日本でもこんな感じのボリュームで出してくれる店あったらいいのに!」と心から思いましたね。牛肉麺のほうも具で入っているスジ肉、薄味ながら、独特の中華スパイスの風味が感じられるスープといい満足でした。それからは人だかりのできてる大雛排(ダーチューパイ)という巨大な鶏の素揚げを買ったり、日本でもポピュラーな焼き小龍包を食べたりと、屋台料理をエンジョイしました。台湾の屋台はどこの店もリーズナブルで、味も外さない。韓国の屋台がどちらかいうと一般の食堂よりも高いところが少なくないのとは対照的です。あと大雛排あたりを除けば、量はあまり多くないので、いろいろな料理を一回の食事で楽しめるのがイイ。それでも3泊4日の滞在ではトライできる料理の数にも限界がありますが。今回トライできなかったカキのオムレツの蠣阿煎などの料理を食べるために、近い将来、また来ることになりそうです。チマキや大根餅も食べるの忘れてるし。


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今回の滞在で最初の食事は魯肉飯(ルーローファン)。豚肉のそぼろご飯です。20台湾ドル(約58円)。これはどこで食べてもまず外れない、鉄板メニュー。

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牛肉麺(ニューローメン)は牛のスジ肉が具に入った麺類。日本のラーメンと同じで、各人のお気に入りの一軒があるという。90台湾ドル(約261円)。のちに自分にもお気に入りのお店ができることとなります。


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大雛排(ダーチューパイ)で有名な豪大大雛排。いつも長い行列のできている人気店。


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豪大大雛排で買った大雛排。つまり巨大な鶏の素揚げ。隣に置いたNOKIAのE71と比較するとその大きさがわかります。1枚55台湾ドル(約160円)。自分はホテルに帰ってビールのつまみにしましたが、現地の人は人目も気にせず女のコも歩きながらパクついてます。


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コインランドリーの帰り、何の気なしに入ったホテルそばの店で食べた鶏肉飯(ジーロウファン)。30台湾ドル(約87円)。かおたんラーメンでもおなじみの焦がしネギが入っています。この鶏肉飯が絶品で、40台湾ドルの缶ビールとの組み合わせで至福の時を過ごせました。今回の滞在の美味No.1を争ったメニューのひとつ。

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日本でもポピュラーになりつつある焼き小龍包。こっちでは生煎包と書きます。1個たったの10台湾ドル(約29円)だけど、これも美味しかったなぁ。アツアツの肉汁がジュワーって出てきて。写真のお母さんは実際にお店に立っていて、愛想がいいです。


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