今日の1着 - 履けばわかるさ、着てもわかるさ（南井正弘）

今ではあまり考えられませんが、10年ほど前はファッションとしてサッカーユニフォームを街で着るのが流行っていたことがあります。セリエAやプレミアリーグから各国の代表まで。街にはいろんなサッカーユニフォームが見られたものでした。ちなみに自分も100枚近くは持ってたと思います。街で着るユニフォーム選びは意外と難しくて、ストライプやボーダーは着こなしが限定される。あとデザインがカッコよくてもスポンサーがイマイチだと街で着られない。今でこそSAMSUNGのイメージはいいですが、当時はイマイチで、強豪チームのユニフォームでデザインが良くてもそれだけでアウト。反対にフランスのリーグ１のマイナーチームでもスポンサーがオシャレだとOKみたいな。どうしてそんなことを思い出したかというと、香港や台湾で日本のJリーグや日本代表のユニフォームをストリートで着てる人を最近よく見かけるから。香港の繁華街の旺角あたりで「亀田製菓」のスポンサーロゴのアルビレックス新潟のユニフォームを着た現地青年を見かけると、思わずニヤリとしてしまいます。

ところ変わってバンコク。タイでもサッカーは人気スポーツ。特にイングランドプレミアリーグは人気で、いたるところにマンチェスターユナイテッドの選手を起用したいろんな業種のビルボードを見ることができます。昔のタイ代表は日本代表に勝ったりしてましたが、今はちょっと差が付いちゃいましたね。タイにもプロリーグは存在し、各チームのユニフォームはとても個性的。それで意外とカッコイイ。なんで久しぶりに買っちゃいましたよサッカーユニフォーム。さすがにオシャレな街では着られないから、高円寺限定になりそうですが。

2007年のAFCチャンピオンズリーグに出場したバンコクユナイテッドFCのユニフォームは胸スポンサーが携帯電話キャリアの「TRUE」。象のマークで有名なチャンビールがサブスポンサーです。自分用ではなくグリーンの似合うベストギアのKさんのお土産にしました。

コチラは2007年のタイ・プレミアリーグを制し、2008年のAFCチャンピオンズリーグに参戦したチョンブリーFCのユニフォーム。胸の大きなチャンビールのスポンサーロゴが印象的。ちょっぴりジュビロっぽいですね。ちなみにFBTというブランドはタイのアシックスみたいな存在。Football Thailandの略で、タイ代表のサッカーユニフォームもここんちが作ってます。